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大炊御門 冬信(おおいのみかど ふゆのぶ)は、南北朝時代の公卿。内大臣・大炊御門冬氏の子。官位は従一位・内大臣。大炊御門家10代当主。
経歴
正中2年(1325年)は、正四位下に叙爵してから累進し、嘉暦元年(1326年)には従三位となり公卿に達する。元徳元年(1329年)春宮大夫となるも、元弘元年(1331年)には辞職し、同年権大納言に転じる。元弘2年/正慶元年(1332年)に正二位に進むも、翌年には従二位に戻され、再び権中納言に就任した。
建武2年(1335年)には再び正二位に昇った。延元2年/建武4年(1337年)に権大納言に任じられ、延元3年/暦応元年(1338年)に再度春宮大夫となるも翌年辞す。興国4年/康永2年(1343年)左近衛大将・大納言となり、興国6年/貞和元年(1345年)には内大臣となるも翌年には辞職。正平4年/貞和5年(1349年)には従一位となった。正平5年(1350年)に薨去。享年42。