歴史
駅名は駅の南方にあり、天然記念物に指定されている杉の大杉から命名された。土讃線を走る特急「南風」の約半数、「しまんと」の全列車が停車する。
杉材を使用した名物駅舎があったが、2004年1月2日に焼失したため、大豊町立大杉中学校の生徒たちが駅舎の再建に関わって、2005年3月12日に大豊町つどいの広場「とまレール大杉」として再建された[2]。
年表
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホーム有効長が短いため、編成の長い特急列車はドアカットが行われる。下り列車(高知方面行き)のみ追い越し可能な構造となっている。(簡易委託駅)で、日中は駅舎内の係員が切符を販売している。駅舎内は南半分が売店で、北半分が待合室となっている。
わたしの旅スタンプが設置されている。
のりば
ホーム(2011年9月)
構内踏切(2006年10月)
駅入口の脇にある看板(2007年2月)
駅周辺
バス路線
駅前に「大杉駅」停留所、国道32号沿いに「大杉駅前」があり、下記の路線が発着する。
- 「大杉駅」停留所
- 「大杉駅前」停留所
- 嶺北観光自動車
- 田井〜本山〜大杉駅〜医大病院線
- 田井 / 大杉駅、医大病院
- 田井〜本山〜大杉駅〜医大病院線
- ゆずバス(大豊町町民バス)
- 立川線
- 仁尾ケ内 / 大豊学園
- 立川線
- 備考
- 嶺北観光自動車
- ICカード「ですか」非対応。元日は全便運休。
- 医大病院行きは1日3往復のみ運行(※他はすべて「大杉駅」停留所を始終着とする)。
- ゆずバス(大豊町町民バス)
- 平日のみ運行。
- 仁尾ケ内行きのうち1便(※夕方に運行する便)は立川成川止りとして運行する。
隣の駅
脚注
- ^ “[opendata-web.site 高知県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ a b c 「“集いの駅舎”落成 大豊町 「とまレール大杉」 地元中生の提案生かす 「古里のシンボルに」」『高知新聞』高知新聞社、2005年3月13日、朝刊、30面。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、666頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「JR土讃線の3駅土曜・休日は無人化」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1991年3月2日、地方経済面/四国、12面。
- ^ 「焼失の土讃線大杉駅を集いの広場に再築」『鉄道ジャーナル』第461号、2005年5月、92頁。
- ^ . 高知新聞. (2004年9月10日). オリジナルの2014年10月11日時点におけるアーカイブ。2015年9月3日閲覧。
- ^ 「JR大杉駅が全焼 たばこの火関連を捜査 帰省客ら140人影響 大豊町」『高知新聞』高知新聞社、2004年1月4日、朝刊、27面。
- ^ 「焼失した大杉駅舎 地域振興施設へ再建 物産販売、作品展示も 関係者30人安全祈願祭 大豊町」『高知新聞』高知新聞社、2004年12月2日、朝刊、24面。