座標: 北緯26度16分24.4秒 東経127度44分42.1秒 / 北緯26.273444度 東経127.745028度
大山貝塚(おおやまかいづか)は、沖縄県宜野湾市大山富盛原18にある貝塚。1972年(昭和47年)5月15日に国の史跡に指定された。
大山貝塚
解説
那覇市の北東約10キロメートル、沖縄本島西海岸にのぞむ丘陵上にある。海岸沿いの狭い平地からゆるやかに丘陵斜面を登りつめると、巨岩が立ちはだかるように連なっている[1]。遺跡はこの巨岩下のテラス状の平地にある[1]。1958年(昭和33年)に実施された発掘調査では、貝層は約50センチメートルの堆積となっており、石器・土器・骨製品などが出土している[1][2]。出土の土器は、荻堂・伊波貝塚出土品と比べると、型式的に後のものが主体で、層位的にもほぼこのことは確認されており、それは現在南島先史土器のうち「大山式土器」として標式になるものとされている[1]。
出典
- ^ a b c d “国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 文化庁(一部改変あり). 2020年11月15日閲覧。
- ^ 『大山 歴史文化遺産マップ(裏)』宜野湾市 2019年
- ^ “「大山貝塚」は沖縄で有名な心霊スポット!洞窟の怖い噂や場所を徹底調査! | TRAVEL STAR”. travel-star.jp. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “大山貝塚|沖縄心霊スポット”. 沖縄心霊スポット. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “【沖縄】大山貝塚は心霊スポット!?TVで紹介された聖域の謎にせまる - おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)”. TravelBook. 2020年11月15日閲覧。
外部リンク
- 『大山 歴史文化遺産マップ(表)』宜野湾市 2019年(令和元年)3月15日
- 『大山 歴史文化遺産マップ(裏)』宜野湾市 2019年(令和元年)3月15日