大佛寺山(だいぶつじさん)は、福井県福井市および吉田郡永平寺町にまたがる山塊。
山名は寛元2年(1244年)道元が永平寺の前に傘松峰大佛寺を建立したことに由来する。
周辺
曹洞宗本山永平寺の背後にあり。この山の中腹には、永平寺が現在の場所に移される前の傘松峰大佛寺(永平寺の改名前の名)の跡がある
自然
林内には直径80cm近くのアカガシも見られる。永平寺境内では直径1mを超すブナも見られる。標高750m付近には2haほどのミズナラ林が見られる。イタヤカエデ、マンサク、ハイイヌガヤ、ヒメアオキが多い。
寺林は主としてスギの巨樹からなり,寺社にふさわしい森閑とした環境を作り出している。最古のスギは「五代スギ」と呼ばれ、樹齢650年・幹周り7.9m・樹高35mに達する。