大仙寺(だいせんじ)は岐阜県加茂郡八百津町八百津にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は臨滹山(りんこざん)。永保寺、正眼寺とともに美濃三道場と呼ばれた古刹。
大仙寺 | |
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所在地 | 岐阜県加茂郡八百津町八百津4345-1 |
位置 | 北緯35度28分46.0秒 東経137度08分39.1秒 / 北緯35.479444度 東経137.144194度座標: 北緯35度28分46.0秒 東経137度08分39.1秒 / 北緯35.479444度 東経137.144194度 |
山号 | 臨滹山(りんこざん) |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 釈迦牟尼仏 |
創建年 | 寛正元年(1461年) |
開基 | 如幻尼 |
中興年 | 寛永7年(1630年) |
中興 | 愚堂東寔 |
文化財 | 絹本著色東陽英朝禅師像など14点 |
法人番号 | 4200005006679 |
大仙寺 大仙寺 (岐阜県) |
概要
如幻尼により1460年(寛正元年)に臨済宗南禅寺派の不二庵として開かれる。創建当初は現在より南の黒瀬にあった。1492年(明応元年)に東陽英朝が入山する。1501年(文亀元年)に土岐政房の外護により新たに伽藍を整備して臨滹山大仙寺となった。山号は木曽川を臨済寺の近くを流れている滹沱河に比して名付けられたものである。1504年(永正元年)には土岐氏の祈願所となる。2代目の住職には東陽英朝の法嗣、大雅耑匡が就いた。
戦国時代に土岐氏が衰退するにつれ寺勢が衰えるが、江戸時代に入り8代目住持となった愚堂東寔が現在地へと移し中興を果たした。現在伽藍にある地蔵堂や方丈は愚堂禅師の時代のものである。愚堂東寔が住職の時代に沢庵宗彭の勧めにより宮本武蔵が訪れたとされ、その際に座禅をしたという石が残っている。
所有文化財
岐阜県指定、八百津町指定の文化財として以下のものを有する[1]。
岐阜県指定有形文化財
八百津町指定有形文化財
脚注
- ^ 八百津町の文化財-八百津町教育委員会
外部リンク
- 公式サイト