この記事には(公開前の映画)に関する記述があります。 |
『夏空ダンス』（なつぞらダンス）は、2023年公開予定[2]の短編映画。監督を務める内村光良は「青春ダンス映画」と表現している[3][4]。人吉球磨地域を舞台に、ダンスに打ち込んでいる女子高生の姿を描く作品[5]。内村による映画監督作品は本作で4作目となる[6]。
製作
2020年7月の九州豪雨により被災した熊本県人吉市は内村の故郷であり高校卒業まで在住していた[7]。自身の実家も床上浸水の被害を受け、90代の両親が家の屋根裏に避難したという経験から、復興に向けた故郷の更地や荒れ地が残っている状態の風景を残しておきたいと思い立ち、「そこでダンスをするのは楽しいのではないか」という映画の製作のアイディアが浮かんだと語っている[3][8]。
2022年8月12日から23日にかけてロケが行われ[5]、市の協力のもと、エキストラ募集には市民600人が応募し[9]人吉高校や南稜高校の生徒も参加した[7]。人吉城跡、人吉市役所、JR人吉駅などがロケ地となった[10]。人吉市と県が補助金を出して映画制作を支援している[10]。
内容について内村は「純粋な復興映画ではなく、離れていく人など現実的なものを描いている」と語っている[9]。
プロモーション
2022年8月20日、人吉市役所にて、市長と熊本県知事が同席のもと制作発表の記者会見を行った[9]。
2023年2月27日、人吉市カルチャーパレスにて、出演者や地元の高校生を対象に300人が招待された試写会が行われ、内村自身はリモートで参加した[13]。
キャスト
他[14]
スタッフ
脚注
- ^ “観て！ 行って！人吉球磨に ウッチャン監督の青春短編映画、地元で試写会 熊本豪雨からの復興応援”. 熊本日日新聞 (2023年2月28日). 2023年3月3日閲覧。
- ^ “内村光良さん「今の人吉の姿を残そう」 九州豪雨被災の古里を映画に”. 毎日新聞. 2022年9月2日閲覧。
- ^ a b (日本語) 映画『夏空ダンス』ウッチャン内村光良監督で故郷を撮影【メイキング】 2022年9月2日閲覧。
- ^ “マセキ芸能社 MASEKI GEINOSHA Official Site”. www.maseki.co.jp. 2022年9月2日閲覧。
- ^ a b 日本放送協会. “人吉市出身の内村光良さん 豪雨被害のふるさとで映画ロケ｜NHK 熊本県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “全3作品。内村光良監督が制作した映画ランキング - 映画格付”. cinema-rank.net. 2022年9月3日閲覧。
- ^ a b c “内村光良さん短編映画「夏空ダンス」公開へ…九州豪雨の復興進む人吉を「映像に残せた」”. 読売新聞オンライン (2023年4月28日). 2023年4月29日閲覧。
- ^ “内村光良さんの実家は豪雨で床上浸水、変わり果てた故郷…制作中の短編「純粋な復興映画ではない」”. 読売新聞オンライン (2022年9月1日). 2022年9月2日閲覧。
- ^ a b c “熊本：内村光良さん、人吉を撮る 復興途上 古里の「今」映画に：地域ニュース”. 読売新聞オンライン (2022年9月1日). 2022年9月2日閲覧。
- ^ a b “ウッチャン、古里舞台に短編映画 熊本豪雨被災の人吉球磨で撮影 「今の風景を撮りたかった」｜熊本日日新聞社”. 熊本日日新聞社 (2022年9月1日). 2022年9月2日閲覧。
- ^ a b “内村光良監督の短編映画『夏空ダンス』九州にて2週間限定公開”. cinemacafe.net. 2023年4月27日閲覧。
- ^ a b Inc, Natasha. “内村光良が故郷への思い込めた短編映画「夏空ダンス」熊本・福岡・佐賀で公開（動画あり / コメントあり）”. 映画ナタリー. 2023年4月27日閲覧。
- ^ “観て！ 行って！人吉球磨に ウッチャン監督の青春短編映画、地元で試写会 熊本豪雨からの復興応援”. 熊本日日新聞 (2023年2月28日). 2023年3月3日閲覧。
- ^ “ニュース”. マセキ芸能社 MASEKI GEINOSHA Official Site. 2023年4月27日閲覧。