概要
歴史
- 1336年(建武3年)、北朝方の(曾我太郎貞光)により築城される。1571年(元亀2年)、大浦為信(津軽為信)はこの城に兵を集め、石川城を急襲。1594年(文禄3年)、大浦城より本拠を移す。1611年(慶長16年)、弘前城完成と共に本拠は弘前城に移ったのち、1615年(元和元年)の一国一城令により廃城となる。
近代以降
- 1975 - 1978年:国道7号弘前バイパス改築事業および(前川)の災害復旧工事に伴い、三の丸、外構および外堀の発掘調査が行われた。
- 1985年(昭和60年)11月15日:国の史跡「弘前城跡」(1952年(昭和27年)3月29日指定[1])に堀越城跡を追加指定し、名称を「津軽氏城跡 堀越城跡 弘前城跡」に改称した。[2]
- 1989年(平成元年)3月:保存管理計画が策定された。
- 1998 - 2013年:保存管理計画に基づき、史跡整備のための発掘調査を行った。
- 2002年(平成14年)12月19日:(津軽光信)が入城した中世の城跡と種里城跡が国の史跡に追加指定され「津軽氏城跡 種里城跡 堀越城跡 弘前城跡」と改称した。
- 2012 - 2020年(予定):1594年に行われた大改修後の姿を基本とし、曲輪、土塁および堀などを復元する史跡整備事業を実施。復元整備が完了した箇所から順次一般公開し、全面公開は2020年春を予定している。
遺構
キャラクター
弘前城で行われた天守の曳家工事を契機として、2016年(平成28年)に弘前市が地域おこしキャラクターのロボット「超城合体タメノブーンV」を制作。タメノブーンVを構成する5機の城ロボのうち、堀越城は「ホーリー」にあたる[3][4]。
脚注
関連項目
外部リンク
- 津軽氏城跡