城北大空襲 (じょうほくだいくうしゅう) は、第二次世界大戦中の1945年4月13日から翌14日にかけて[1]、東京都、主として豊島・渋谷・向島・深川方面を襲った、アメリカ軍による大規模な空襲[2]。いわゆる日本本土空襲の1つ。330機ものB29による攻撃が行われ、死者2459名・焼失20万戸の被害が出た。豊島区における被害は、死者778人・負傷者2523人であった[3][4]。被害を受けたのは、神田区、豊島区・渋谷区・向島区・深川区、淀橋区、小石川区、四谷区、麹町区、滝野川区、赤坂区、牛込区、荒川区、板橋区、中野区、王子区（現在の北区北部）、足立区、本郷区、下谷区、葛飾区、日本橋区、杉並区、江戸川区、城東区、浅草区。宮城御所も被害を受けた。
脚注
- ^ “東京大空襲とは – 東京大空襲・戦災資料センター”. 2021年2月6日閲覧。
- ^ “「4・13根津山小さな追悼会」開催～南池袋公園にて、城北大空襲犠牲者の死を悼む小さな追悼会～｜豊島区公式ホームページ”. www.city.toshima.lg.jp. 2021年2月6日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2017年4月14日). “城北大空襲７２年 １００人が犠牲者慰霊 南池袋公園で追悼会”. 産経ニュース. 2021年2月6日閲覧。
- ^ 4．13根津山小さな追悼会、平成25年4月11日、豊島区政策経営部広報課。灰の中からの脱出 城北大空襲後の暮らし矢島勝昭、「戦争と平和」サイト。2014.10.29閲覧。『豊島区史』通史編2、3。『決定版 昭和史 第12巻 空襲・敗戦・占領』 毎日新聞社 1983年。