国鉄テ900形貨車(こくてつテ900がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した12 t 積みの鉄製有蓋車である。
概要 編集 )
(1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正)によりテワ1185形70両はテ900形(テ900 - テ969)に形式名変更された。
テワ1185形は旧山陽鉄道の2089 - 2158(形式名なし)70両を1911年(明治44年)車両称号規程により形式化され誕生した形式である。
車体塗色は黒一色、寸法関係は、全長は6,606 mm、全幅は2,254 mm、全高は3,584 mm、実容積は29.1 m3、自重は6.1 t - 7.0 tである。
戦後未捕捉車が数両存在したため、昭和34年度に調査が行われ在籍車なしが確認された為形式消滅した。
脚注 編集 )
参考文献 編集 )
- 「貨車略図 明治四十四年 鉄道院」1990年、復刻 鉄道史資料保存会
- 貨車技術発達史編纂委員会 編「日本の貨車―技術発達史―」2008年、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊