国立障害者リハビリテーションセンター学院(こくりつしょうがいしゃリハビリテーションセンターがくいん、英称:College, National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities)は、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターに付属している教育・訓練担当部門である。障害者のリハビリテーションに関する技術者の養成と、既に従事している各種専門職員の技術の向上を目的とした研修を行う。以前は国立身体障害者リハビリテーションセンター学院と称していたが、「厚生労働省組織令の一部を改正する政令」に基づき、2008年(平成20年)10月1日より名称変更した。西武新宿線の新所沢駅又は航空公園駅から徒歩で約15分の所にある。略称は国リハ学院。
養成部門
養成部門には、以下の5学科がある。
- (言語聴覚)学科 (修業年限2年、入学資格は大卒等) - 卒業後は言語聴覚士の受験資格が得られる。
- 義肢装具学科 (修業年限3年、入学資格は高卒等) - 卒業後は義肢装具士の受験資格が得られる。
- 視覚障害学科 (修業年限2年、入学資格は大卒等) - 視覚障害リハビリテーションに携わる人材を養成する。
- 手話通訳学科 (修業年限2年、入学資格は高卒等) - 卒業後は手話通訳士などの手話通訳関係に従事する。
- (リハビリテーション体育)学科 (修業年限2年、入学資格は教育職員免許法による保健体育の高等学校教諭の専修免許状又は一種免許状を有する者等) - 卒業後は健康運動指導士認定試験の受験資格が得られる。
- 児童指導員科(発達障害支援者養成)、(修業年限1年、入学資格は大卒等、保育士資格取得者。) - 卒業後は児童指導員などの児童福祉関係に従事する。
研修部門
研修部門では、リハビリテーションに関する様々なテーマの研修会を、1日から10日程度の期間で、定員10名から200名超の規模で行っている。
主な卒業生
外部リンク
- 厚生労働省
- 国立障害者リハビリテーションセンター