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唐獅子図屏風

唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)は、安土桃山時代の絵師・狩野永徳による屏風作品で、彼による代表作かつ最も著名な作品。右隻は永徳によって桃山時代(16世紀)に製作され、左隻は狩野常信によって江戸時代(17世紀)に製作された[1]。紙本金地着色・六曲一双[2]三の丸尚蔵館所蔵。大きさは、右隻が223.6×451.8cm、左隻が224.0×453.5cm。国宝

唐獅子図屏風

概要

堂々と闊歩する獅子が力強く描かれている。桃山文化を象徴する作品の1つといえる。

天正10年(1582年)に秀吉が本能寺の変を聞きつけ畿内に戻るため、高松城で急遽結んだ講和の際、その証として毛利輝元に贈った陣屋屏風との伝承がある。しかし、それを裏付ける史料は一切ない。

近年では、224.2×453.3cmと本間屏風としては異例な大きさで、画面に複数見られる切り詰め部分から元は更に大きな作品だったと見られることから、元は大坂城本丸表御殿や聚楽第など、秀吉関係の城郭殿舎の大広間を飾る障壁画だったとする説もある[3]明治期に毛利家から皇室に献上された。画面右下に狩野探幽(永徳の孫)による「狩野永徳法印筆」との紙中極めがある。後に永徳のひ孫に当たる狩野常信が左隻を補作している。

宮内庁が管理する三の丸尚蔵館所蔵の文化財であるため、慣習的に長らく文化財保護法の指定の枠外であり国宝重要文化財に指定されていなかったが、宮内庁有識者会議の「(国民に所蔵品の)価値を分かりやすく示すべきだ」との提言を受けて、2021年(令和3年)9月30日に国宝に指定されている[4]

脚注

  1. ^ “唐獅子図屏風”. 宮内庁. 令和3年2月6日閲覧。
  2. ^ “唐獅子図屏風”. 2021年2月6日閲覧。
  3. ^ 川本桂子 『狩野永徳』 新潮社、1997年。
  4. ^ 令和3年9月30日文部科学省告示第161・162号。
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