和爾下神社(わにしたじんじゃ)は、奈良県大和郡山市横田町にある神社。(式内小社)、旧社格は(村社)、(神饌幣帛料供進社)[2]。
祭神
歴史
(高瀬川)と(和爾川)の合流地点より1.5キロメートルの南岸に位置し、古道(竜田道)に面して鎮座する[3][4]。およそ2.5キロメートル東の天理市和爾下神社(上治道宮)に対して、下治道(しもはるみち・しもじどう)宮、下治道天王とも呼ばれる[4]。延喜式神名帳添上郡にみえる和尓下神社二座の一座とされる[4]。
この神社の周辺はかつて和珥氏同族の(櫟井氏)の根拠地であったとみられ、神社北の横田下池からは弥生期に遡る遺物も検出されている。この神社も本来は櫟井氏の祖神を祀る神社で、その本源は和珥氏の祖神天足彦国押人命であったのではないかとみられる[3]。氏子は遠く南山城の祝園村にまで及んだと伝わる[3]。
境内
本殿
境内社
- 本殿東方
- 本殿西方[注釈 1]
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
- 和爾下神社 - 大和郡山市観光協会