周年記念競走(しゅうねんきねんきょうそう)は、ボートレースの(GI)競走。ボートレース場の開設を記念して、各レース場で毎年度1回行われる[1]。
概要
ボートレース場の開設を記念して、各レース場で毎年度1回行われる[1]。単に「周年」や「記念」と略される[2]ほか、それぞれのレース場で名称をつけている。レースタイトルとしては「ボートレース△△開設□□周年記念○○賞」といった形になる。年度内にSGやプレミアムGIの開催が無いレース場では、1年の中で1番のメインイベントとなる[2]。
開催時期
開催時期については明確に定められているわけではなく、毎年同じ時期に開催されるレース場もあれば、時期が流動的なレース場もある。またSG開催の都合で時期がずれる場合もある。流動的な場合は、1-3月と4-12月の間にそれぞれ1回ずつ、年間計2回開催される場合もある。なお、海の日記念・オーシャンカップからボートレースメモリアルの間の約1ヶ月間は、ほとんど行われない傾向にある。
賞金
優勝賞金は1000万円(副賞金100万円含む)[2][3]。プレミアムGIを除くGIの中では最高額である。
出場選手
この節は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2015年8月) |
地元地区のを中心としたA1のレーサー52名程度が選出される[2]。
なお、52名斡旋の場合は、施行者希望が21名。日本モーターボート競走会あっせん課提示が31名。その内、若手レーサーが数名が入る。一方、女子レーサーの出場がない大会が多く、斡旋されても1-3名程度入るのみである。これは、一般戦やG3の女子戦に優先的に斡旋されるケースが多いためである。
歴史
この節の加筆が望まれています。 |
ボートレース場ごとの呼称
出典は競艇オフィシャルWEBのSG・PG1・G1記録集より[4]。
レース場 | 呼称 |
---|---|
桐生 | (赤城雷神杯) |
戸田 | (戸田プリムローズ)(以前は、戸田グランプリ) |
江戸川 | (江戸川大賞) |
平和島 | (トーキョー・ベイ・カップ) |
多摩川 | (ウェイキーカップ) |
浜名湖 | (浜名湖賞) |
蒲郡 | (オールジャパン竹島特別) |
常滑 | (トコタンキング決定戦)(以前は、マーメイドグランプリ) |
津 | (ツッキー王座決定戦)(以前は、つつじ賞王座決定戦) |
三国 | 北陸艇王決戦(以前は、北陸艇王決定戦) |
びわこ | (びわこ大賞)(以前は、秩父宮妃記念杯) |
住之江 | (太閤賞) |
尼崎 | (尼崎センプルカップ)(以前は、近松賞) |
鳴門 | (大渦大賞) |
丸亀 | (京極賞) |
児島 | (児島キングカップ)(以前は、競艇キングカップ) |
宮島 | (宮島チャンピオンカップ) |
徳山 | (徳山クラウン争奪戦) |
下関 | (競帝王決定戦) |
若松 | (全日本覇者決定戦) |
芦屋 | (全日本王座決定戦) |
福岡 | (福岡チャンピオンカップ) |
唐津 | (全日本王者決定戦)(以前は、水の王者決定戦) |
大村 | (海の王者決定戦) |
脚注
- ^ a b “周年記念 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト”. www.boatrace.jp. 2018年9月25日閲覧。
- ^ a b c d “競艇のレース紹介/G1編(5)周年記念競走【ホームメイト・リサーチ-レースマップ】”. www.homemate-research-kyotei.com. 2018年9月25日閲覧。
- ^ BOAT RACE オフィシャル WEB グレードレースの見直し及び平成23年度優勝賞金額(SG競走等)について 2015年9月23日, at the Wayback Machine.
- ^ “ボートレースSG・PG1・G1記録集|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト”. www.boatrace.jp. 2018年9月25日閲覧。