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呉 (姓)

(ご、くれ)は、漢姓の一つ。

中国語
中国語 ウー
繁体字
簡体字
発音記号
標準中国語
漢語拼音
国語ローマ字Wu
注音符号ㄨˊ
呉語
上海語ローマ字Ng1(白読)、Wu1(文読)
粤語
粤拼Ng4
閩南語
閩南語白話字Ngô͘(漳州訛り)、Gô͘(泉州訛り)
朝鮮語
ハングル
漢字
英語Oh, Oe, Au, Ou
ベトナム語
ベトナム語ゴ、ンゴ
クオック・グーNgô
チュノム

中華圏

(ご)は中華圏の代表的な姓の一つで、2020年の中華人民共和国(第7回全国人口調査)(中国語版)国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で9番目に多い姓であり、2796.70万人がいる[1][2]。一方、台湾の2018年の統計では第7位で、952,464人がいる[3]

北方語では「ウー」、閩南語では「ゴ」または「ゴー」、広東語では「ン」(ローマ字ではNg)のように仮名表記されることが多い。発音が近い「」「()(中国語版)」などと区別するために、「口に天の呉」と呼ぶことが多い。

著名な人物

架空の人名

朝鮮

(オ)は、朝鮮人の姓の一つである。2015年の韓国の統計では763,281人がいる[4]

著名な人物

派祖

その他

氏族

文献には210本の本貫が伝わる。海州呉氏、宝城呉氏、同福呉氏の3本が呉氏人口の90%以上を占める。

氏族(本貫) 始祖 人数(2015年)[4] 備考
(加平呉氏) 23
(江東呉氏) 12
(江陵呉氏) 16
(江華呉氏) 7
(開城呉氏) 31
(居昌呉氏) 44
(慶城呉氏) 44
(慶州呉氏) 292
(高敬呉氏) 162
(高敦呉氏) 14
(高霊呉氏) 12
(高復呉氏) 9
(高尚呉氏) 40
(固城呉氏) 39
(高寂呉氏) 12
高敞呉氏 呉学麟 18,856
(高蔽呉氏) 5 고페오씨
(高蔽呉氏) 27 고폐오씨
(公州呉氏) 8
(光山呉氏) 34
(光城呉氏) 6
(光陽呉氏) 9
(広州呉氏) 20
(広昌呉氏) 6
(九老呉氏) 5
(軍成呉氏) 15
軍威呉氏 呉淑貴 26,949
(軍咸呉氏) 16
(金寧呉氏) 5
(錦城呉氏) 呉偃 14,458 금성오씨
(衿川呉氏) 17
(杞渓呉氏) 6
(金城呉氏) 7 김성오씨
(金海呉氏) 588
(羅城呉氏) 5
羅州呉氏 呉偃 18,152 나주오씨
(楽山呉氏) 11
楽安呉氏 呉士龍 11,562 낙안오씨
(南陽呉氏) 43
(南原呉氏) 43
(魯城呉氏) 23
(綾城呉氏) 9
(綾州呉氏) 69
(丹陽呉氏) 19
(単威呉氏) 5
(達城呉氏) 12
(潭陽呉氏) 6
(大邱呉氏) 35
(大田呉氏) 30
(東丘呉氏) 11
(同徳呉氏) 17
(東萊呉氏) 14
(同礼呉氏) 57
(同博呉氏) 9
(同普呉氏) 26
同福呉氏 呉賢佐 72,394
(同富呉氏) 12
(東北呉氏) 90
(同陽呉氏) 10
(同州呉氏) 5
(豆原呉氏) 22
羅州呉氏 呉偃 31 라주오씨
楽安呉氏 呉士龍 310 락안오씨
(礪山呉氏) 12 려산오씨
(馬山呉氏) 5
(孟洞呉氏) 5
(綿城呉氏) 61
(務安呉氏) 5
(文義呉氏) 6
(文化呉氏) 9
(密陽呉氏) 179
(潘南呉氏) 5
(潘州呉氏) 7
(保寧呉氏) 5
宝城呉氏 呉賢弼 71,162
(福川呉氏) 227
(釜山呉氏) 9
(扶安呉氏) 75
(朔州呉氏) 5
(山陽呉氏) 7
(山清呉氏) 36
(上林呉氏) 260 상림오씨
(商森呉氏) 6
(上任呉氏) 11 상임오씨
(尚州呉氏) 31
(上昌呉氏) 7
(善山呉氏) 15
(宣川呉氏) 6
(雪山呉氏) 15
(城南呉氏) 16
(星山呉氏) 6
(星陽呉氏) 87
(星州呉氏) 25
(星平呉氏) 10
(速達呉氏) 6
(松林呉氏) 5
(首陽呉氏) 69
(水原呉氏) 37
(順天呉氏) 7
(順興呉氏) 27
(始興呉氏) 9
(実城呉氏) 10
(牙山呉氏) 10
(岳安呉氏) 210
(安東呉氏) 20
(安山呉氏) 27
(安城呉氏) 5
(安養呉氏) 12
(安義呉氏) 44
(若安呉氏) 27
(陽城呉氏) 46
(楊州呉氏) 28
(陽川呉氏) 9
(礪山呉氏) 116 여산오씨
(驪陽呉氏) 12
(驪州呉氏) 22
(延白呉氏) 22
(延安呉氏) 8
延日呉氏 呉延慶 289
(永登浦呉氏) 8
(霊城呉氏) 44
(霊岩呉氏) 13
(英陽呉氏) 47
(寧越呉氏) 11
(迎日呉氏) 63
(寧海呉氏) 92
(礼山呉氏) 56
(礼安呉氏) 17
(礼州呉氏) 8
(烏山呉氏) 5
(完城呉氏) 9
(蓼安呉氏) 17
(龍宮呉氏) 21
(龍安呉氏) 192
蔚山呉氏 呉延祉 3,015
(原州呉氏) 7
(月北呉氏) 9
(月城呉氏) 14
(渭山呉氏) 13
(陰城呉氏) 5
(宜寧呉氏) 21
(義城呉氏) 59
(利順呉氏) 5
(仁同呉氏) 21
(仁川呉氏) 33
(長鬐呉氏) 65
(長鉢呉氏) 27
(長原呉氏) 6
(長沢呉氏) 23
長興呉氏 呉天佑 4,132
(載寧呉氏) 14
(全州呉氏) 203
(旌善呉氏) 6
(済州呉氏) 161
(堤川呉氏) 5
(稷山呉氏) 17
(晋城呉氏) 21
(晋陽呉氏) 21
(鎮原呉氏) 56
(晋州呉氏) 176
(昌寧呉氏) 82
(昌原呉氏) 6
(昌州呉氏) 17
(天安呉氏) 11
(鉄原呉氏) 7
(青杞呉氏) 9
(清道呉氏) 6
(青松呉氏) 12
(清州呉氏) 105
(清風呉氏) 32
(草渓呉氏) 26
(春川呉氏) 6
(忠州呉氏) 47
(通津呉氏) 14
(坡州呉氏) 11
(坡平呉氏) 21
(平山呉氏) 10
(平沢呉氏) 13
平海呉氏 呉克中 1,816
(河順呉氏) 5
(鶴城呉氏) 264
(漢陽呉氏) 236
(咸南呉氏) 8
(咸寧呉氏) 23
(咸市呉氏) 6
(咸安呉氏) 143
咸陽呉氏 呉光輝 35,846
(咸昌呉氏) 39
咸平呉氏 呉岑 3,164
(咸豊呉氏) 38
(咸郷呉氏) 9
(咸興呉氏) 35
(陜川呉氏) 25
(海南呉氏) 34
(海丹呉氏) 6
(海明呉氏) 18
(海須呉氏) 14
(海原呉氏) 9
海州呉氏 呉仁裕 462,704
(海川呉氏) 193
(海平呉氏) 166
(幸州呉氏) 5
(憲陽呉氏) 5
(玄城呉氏) 19
(洪陽呉氏) 5
(華山呉氏) 7
(華城呉氏) 7
和順呉氏 呉元 3,952
(歓陽呉氏) 8
(懐徳呉氏) 8
(興安呉氏) 8
興陽呉氏 呉完 2,805
(興海呉氏) 5

ベトナム

(ゴ、ンゴ)は、ベトナムの姓の一つ。

著名な人物

日本

(くれ、ご)は、日本の姓・氏族の一つ。「くれ」とも表記されることがあった[5]

呉氏の由来について『姓氏家系大辞典』の説明によると、飛鳥時代から奈良時代後期の日本は、多くの場合中国の南朝と交流していた[5]。その南朝の支配地域が三国の故地だったため、「くれ」の音に当てて「呉」の字を使用したとされる[5]。そして、中国から日本に移住してきた氏族であること、その移住者が住んでいたことから生じた地名を氏としたこと、中国に使者として赴いたこと、などの理由から呉という氏がはじまったとされる[5]

呉勝

呉氏
氏姓
(凡例) / (Category:氏)

呉勝くれ の すぐりは、「呉」を氏の名とする氏族。渡来系氏族である[5]

播磨国風土記』、揖保郡大田里条に「大田と称するゆえんは、昔・呉勝・韓国より渡り来たり、はじめて紀伊国名草郡大田村にいたり、その後、分かれ来て、移りて摂津国三島加美郡大田村に遷り来る。これ本の紀伊国なる大田をもって名となすなり」とあり[5]。紀伊国、摂津国、播磨国とする呉氏が住んでいたことが記されている[5]

呉公

呉氏
氏姓
始祖 雷大臣命
出自 中臣氏
種別 神別天神
本貫 山城国
(凡例) / (Category:氏)

呉公くれ の きみは、「呉」を氏の名とする氏族[5]

この氏族については『新撰姓氏録』の「山城国、神別」に「天相命十三世孫・雷大臣命の後なり」と収録されている[5]雷大臣命いかつおみ中臣烏賊津なかとみのいかつおみのことであり[6]、この呉氏は中臣氏の一族であるといえる[5]

吉士族の呉氏

呉氏
氏姓 呉氏
氏祖 吉士長丹
(凡例) / (Category:氏)

吉士族の呉氏は、「呉」を氏の名とする氏族[5]遣唐使を務めた吉士長丹きし の ながにからはじまる呉氏である[7]

日本書紀白雉5年(654年)7月条に「西海使吉士長丹等、百済・新羅の送使とともに、筑紫に泊す。」「この月、西海使等が、唐国の天子に奉対して、多くの文書・宝物を得たるを褒美して、小山上大使・吉士長丹に小華下をもってして、封二百戸を賜い、姓を賜いて呉氏となす」と記されている[5]

百済渡来人の呉氏

呉氏
氏姓 呉氏
出自 百済
種別 未定雑姓
本貫 右京
(凡例) / (Category:氏)

百済渡来人の呉氏は、「呉」を氏の名とする氏族[5]百済から来た渡来系氏族である[5]

この氏族については『新撰姓氏録』の「未定雑姓、右京」に「呉氏、百済国人徳率呉伎側の後と云えり、見えず」と収録されている[5]

呉人裔の呉氏

渡来系氏族と思われる呉氏である[5]

この氏族の人物として、奈良時代の医術家・呉粛胡明ごしゅく こめいがあげられる[5][8]。呉粛胡明の名前は『続日本紀養老5年(721年)正月紀に「従五位下呉粛胡明」、神亀元年(724年)5月紀に「従五位下呉粛胡明に姓を御立連と賜う」と記述されている。『姓氏家系大辞典』では、「呉粛」の「呉」は国名を指し、氏は「粛」ではないかと推測している[5]

その他の呉氏

正倉院文書』、天平20年(748年)4月25日の写書所解(案)申願出家人事などに、右京六条三坊の人「呉金万呂」の名前がある[5]。また『撰解文集』に「呉公員」という名が見える。 呉浦(現在の広島県呉市)の開発領主は呉氏であった[9][10]

著名な人物

  • 呉文聰 - 統計学者。呉黄石(山田黄石)の次男、箕作阮甫の外孫。
  • 呉秀三 - 医学者。呉黄石の三男、呉文聰の弟。
  • 呉建 - 医学者。呉文聰の長男。
  • 呉文炳 - 経済学者。呉文聰の四男。
  • 呉茂一 - 西洋古典学者。呉秀三の長男。
  • 呉智英 - 評論家。「呉智英」はペンネームで、本名は新崎智。
  • 呉由姫 - 漫画家。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “中国信息报 2022年11月11日 2版 - “百家姓”规模及其占全国总人数比重” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
  2. ^ ““百家姓”人口占全国人口比重达84.55%” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
  3. ^ “全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 280 (2018年10月). 2023年1月18日閲覧。
  4. ^ a b “KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月24日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 太田 1934, p. 2207.
  6. ^ kotobank-雷大臣, 世界大百科事典.
  7. ^ kotobank-吉士長丹, デジタル版 日本人名大辞典+Plus, 朝日日本歴史人物事典.
  8. ^ kotobank-呉粛胡明, デジタル版 日本人名大辞典+Plus.
  9. ^ 呉市 2015.
  10. ^ 下向井 1989, pp. 23–38.

参考文献

  • 太田亮「国立国会図書館デジタルコレクション 呉 クレ ゴ」『姓氏家系大辞典』 第2、上田萬年三上参次監修、姓氏家系大辞典刊行会、1934年、2207頁。(全国書誌番号):(47004572)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1130938/197 国立国会図書館デジタルコレクション ( )
  • 呉市文化振興課 (2015年11月1日). “呉の歴史 - 呉市ホームページ”. 呉市ホームページ. 呉市. 2017年5月25日閲覧。
  • “雷大臣”. コトバンク. 2017年5月25日閲覧。
  • “吉士長丹”. コトバンク. 2017年5月25日閲覧。
  • “呉粛胡明”. コトバンク. 2017年5月25日閲覧。
  • 下向井龍彦「石清水八幡宮寺領安芸国呉保の成立 <論説>」(PDF)『芸備地方史研究』166・167号、芸備地方史研究会、1989年1月31日、23-38頁、ISSN 0288-1543、NAID 120002243796、2017年5月25日閲覧  
  • ネイバー知識検索 오 [吳]

関連項目

  • (「呉」で始まるページの一覧)
  • (「ウー・」で始まるページの一覧)
  • (「オ・」で始まるページの一覧)
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