名和 広(なわ ひろし、1974年4月6日 - )は、日本のノンフィクション作家、著述家。俳優の名和宏とは別人である。
人物
20代前半から10年余り、土木作業員、飲食業、セールスマン、興信所所員、芸能マネージャー、イラストレーター、幾多の職業を転々とした後、文筆業へと進む[2]。
寡作ではあるものの、これまで上梓した著作は新聞、雑誌等で複数回取り上げられ[3][4][5]、主題に対するマニアックな解説や論述には定評がある[6][7]。
著書
- 赤塚不二夫大先生を読む「本気ふざけ」的解釈 Book1(社会評論社、2011年、(ISBN 978-4784519040))
- 赤塚不二夫というメディア 破戒と諧謔のギャグゲリラ伝説「本気ふざけ」的解釈 Book2(社会評論社、2014年、(ISBN 978-4784519118))
- 伏見直樹のジゴロ聖訓 監修・根本敬(発行:(東京キララ社)、出版:三一書房、2012年、(ISBN 978-4380129018))
- 映画『ビー・バップ・ハイスクール』血風録 高校与太郎大讃歌(辰巳出版、2019年、(ISBN 978-4777821396))
- ザ・カーナビーツ物語 カーナビー・ビート・サウンドにしびれて♪ 監修・(越川ヒロシ)(デザインエッグ、2021年、(ISBN 978-4815025977))
- 天才・赤塚不二夫とその時代 文化遺産としての赤塚マンガ論 (デザインエッグ社、2022年、(ISBN 978-4815030995)) 『赤塚不二夫大先生を読む』と『赤塚不二夫というメディア』に大幅な加筆修正を加えたもの。
共著/寄稿
メディア出演
- FMやまと カルーア啓子のお笑い! ヤマトナデシコ 2014年9月15日、9月22日 ゲスト
- レインボータウンFM 原めぐみのenjoyトーク 2021年3月4日 ゲスト(越川ヒロシとともに)
- ラジオ日本 タブレット純 音楽黄金時代 2021年4月24日 ゲスト(越川ヒロシとともに)
- かわさきFM 内海利勝 LOVE&PEACE 同じ空の下から 2021年4月7日、6月16日 ゲスト(越川ヒロシとともに)
- フジテレビONE 野性爆弾のヴィンテージ王国 昭和の名作映画ビーバップハイスクールの聖地巡り 2022年4月27日 ゲスト(佐田正樹、RaMuとともに)
配信
- ショットガンフィルム・イベント「ビーバップ忘年会2022」 2022年12月17日に東京「シネマボカン」で開催された映画監督、山本俊輔主催によるトークショーで、聞き手を務める。ゲスト(森一馬、長谷川悟、小椋正)
出典
- ^ 映画『ビー・バップ・ハイスクール』血風録 高校与太郎大讃歌. 辰巳出版. (2019年4月5日、(ISBN 978-4777821396))
- ^ 赤塚不二夫大先生を読む「本気ふざけ」的解釈 Book1. 社会評論社. (2011年10月24日、(ISBN 978-4784519040))
- ^ 『読売新聞』読売新聞社、2011年10月28日付夕刊 2011。
- ^ 『アサヒ芸能』徳間書店、2019年3月21号 2019。
- ^ 『FLASH』光文社、2021年2月16日号 2021。
- ^ 『出版ニュース』出版ニュース社、2014年10月1日号 2014。
- ^ 『キネマ旬報』キネマ旬報社、2019年6月下旬号 2019。
外部リンク
- goo blogにおける名和広