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台湾標準時(たいわんひょうじゅんじ)は、中華民国(台湾)における標準時である。国家標準時間(繁: 國家標準時間、英語: National Standard Time)、台北時間などともいう。協定世界時との時差は+8時間 () で、中華人民共和国、マレーシア、シンガポール、オーストラリア・西オーストラリア州で用いられている時間と同じである。
歴史
台湾は1895年から日本統治下に入ったが、1896年1月から1937年9月までは、沖縄県などと同じ(西部標準時) (UTC+8) が使用された。1937年9月に西部標準時は廃止され、日本本土と同じの中央標準時を使用することとなった。
1945年8月の日本の第二次世界大戦敗戦に伴い、台湾は中華民国領となり、対岸の福建省などと同じ中原標準時間 (UTC+8) を使用することになった。国共内戦により、1949年12月に中国国民党政府は台湾に撤退し、中国の中国共産党政府(中華人民共和国)とは別の政体となったが、「中原標準時間」という名称は引き続き使われた。後に台湾標準時、台北時間などとも呼ばれるようになった。「国家標準時間」という名称も、正式に定められたものではないが、正式名称のように扱われている。
IANA time zone database
IANA time zone databaseの(zone.tab)には、台湾の標準時が1つ含まれている。