古遠部鉱(ふるとおべこう、 Furutobeite)は、1981年に発表された日本産新鉱物で、東北大学の鉱床学者苣木浅彦などにより、秋田県鹿角郡小坂町の古遠部鉱山で発見された[1]。 化学組成は(Cu,Ag) 6PbS4で、単斜晶系。産出地の鉱山名にちなんで命名された。
なお、苣木は古遠部鉱の発見・記載により、櫻井記念会 (現・日本鉱物科学会) から櫻井賞を受賞した。
脚注
- ^ Sugaki, A. et al. (1981): Furutobeite, a new copper-silver sulfide mineral. Bull. Mineral., 104, 737-741.
関連項目
外部リンク
- Furutobeite