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古物

古物(こぶつ、: used goodsあるいはsecond-hand goods[注 1])とは、

  • 一度使用した品物[1]。既に誰かによって使われたことのあるもの。普通の人々は通常「中古(ちゅうこ)」や「中古品(ちゅうこひん)」といい、あるいは外来語セコハンsecond hand)やユーズドused)ともしばしばいう。新品の対義語(反対語)。
  • 使い古したもの[1]
  • (法律用語)一度使用した物品、または未使用品でも使用のためにすでに取引されたことがある物品、またはそのような物品に若干の手入れをしたもの[2]

概説

日本語では「古」という文字が含まれてしまっているが、物品の新しさや古さは関係は無い。英語の表現「used ユーズド」(「使われた」)のほうが意味が適切に表現されている。

対義語(反対語)の「新品」の意味は「新しい品物・製品[3]」あるいは「まだ使っていない品物やおろしたての品物[3]」。

法律用語の「古物」は法律で細かく定義されている。法律上「古物」にあたる物品を扱う業者は古物商といい、古物営業法で細かくルールが定められている。

一方、普通の人々が日常的に使う「中古品」「ユーズド」という言葉は、指す範囲が法律用語の「古物」とはやや異なる。一般の人々は「中古品」や「ユーズド品」を、メルカリヤフオクなどで(英語圏ではeBayなどでも)さかんに取引している。一度でも使ったら「中古品」「ユーズド」などと正直に表示し、購入者が新品だと誤解をしないように取引が行われている。またただ「中古品」などと雑な表示をするだけでなく、「○回ほど使いました」「○日ほど使いました」「○年使いました」「私自身が、中古品として購入し、○回使いました。前の所有者がどれほど使ったかはわかりません。」などと使用回数、使用期間、自分が知る使用者歴などもコメントして売買されている。普通の人が中古品をほどほどの個数や量だけ、「業」としてではない形で売買する場合は、法律上の「古物商」ではないので、(上で言及した)古物営業法の規制は受けない。

たいていの物品に関して中古品が売買されている。たとえば小さなものではアクセサリー腕時計、中程度の大きさでは衣類類、カバン食器・調理器具、書籍雑誌CDDVDBDゲームソフト(ゲームカートリッジ)家電製品コンピュータ楽器工具スポーツ用品、キャンプ道具、もっと大きいものでは家具オートバイ乗用車さらに大きいものではバス、大型重機航空機船舶住宅など、さまざまな物の中古品が個人的に売買されたり、業者が業として売買している。もっぱら業者が売買する(専門業者向けの)中古品市場もあるが、近年ではメルカリやヤフオクなど普通の個人が売買する場もれっきとした中古品市場として機能している。

ここ数十年では、人類の消費行動が地球に負荷をかけすぎていることが様々な科学的データで明らかにされており、持続可能性が重要だとされ、国際連合でも先進各国の政府でもそのための運動が推進されており、循環型社会となることが求められており、中古品を購入して使用すること(や、再使用リサイクル)が重要だとされている。

なお2010年代の後半あたりから、1960~1970年代に製造された製品について、(平成時代以降に生まれた若者はそれを見たことが無かったため)「レトロフューチャー品」つまり2000年代に於けるデザイン感覚(デザインセンス)とは大きく異なるもの、と受け取られたり(本当は古いものなのだが)「新奇なもの」と受け取られることが増え、「未来的なデザインの製品」や「来なかった(またはまだ来ていない)未来的デザイン」として愛好する若者が増えてきた。そのため1960年代や70年代の物品類(家具でも、家電製品でも、食器でも、魔法瓶でも)を蒐集する若い愛好家が増え、またレストアした物品を高値で販売する業者も現れるようになった。(なお、かつて製造していたメーカーが、ブームに気付いて、かつてのデザインのまま復刻品を再生産し販売することも増えているが、こちらは中古品ではなく「新品」である。)

法律用語の「古物」と「古物商」

日本において法律上の古物は、古物営業法第2条で次のように定義される

  • 一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。

古物については、同法施行規則第2条で次のような分類がある。

  1. 美術品類(書画彫刻、工芸品等)
  2. 衣類和服類、洋服類、その他の衣料品)
  3. 時計・宝飾品類(時計眼鏡宝石類、装身具類、貴金属類等)
  4. 自動車(その部分品を含む。)
  5. 自動二輪車及び原動機付自転車(これらの部分品を含む。)
  6. 自転車類(その部分品を含む。)
  7. 写真機類(写真機、光学器等)
  8. 事務機器類(レジスタータイプライター、計算機、謄写機、ワードプロセッサファクシミリ装置、事務用電子計算機ビジネスフォン等)
  9. 機械工具類(電機類工作機械土木機械、化学機械、工具等)
  10. 道具類(家具、じゅう器、運動用具、楽器磁気記録媒体、蓄音機用レコード、磁気的方法又は光学的方法により音、影像又はプログラムを記録した物等)
  11. 皮革・ゴム製品類(カバン等)
  12. 書籍
  13. 金券類(商品券乗車券及び郵便切手並びに古物営業法施行令 (平成七年政令第三百二十六号)第一条 各号に規定する証票その他の物をいう。)

法令上は、航空機、鉄道車両、大型船舶、大型機械や不動産は「古物」ではないが、本項目では、一般に中古品市場が形成されているものを扱う(金券類は扱わない)。

なお、一般に、反復継続して古物の売買取引を行う場合には、古物商許可を取る必要がある。

工業製品全般について

たとえば家電製品、電子機器、コンピュータ、オートバイ、乗用車、トラック、バス、航空機、船舶などの、ほとんどの工業製品が中古品として売買されている。

たいていはそれぞれのジャンルごとに専門業者もいる。ジャンルごと、商品ごとに中古品の性質も異なるので、商習慣も異なる。

工業製品の場合、一般論として言うと、中古品価格は新品価格よりも安くなる。ただし、工業製品でも一部に、いわゆる根強い「ファン」がいるのに製造中止となってしまった製品などは高価に売買される場合もある(つまり現在生産が続いているが、他の製品の中のあまり人気が無い製品よりも、かえってかなり高い場合もある。価格はのバランスで決まる。たとえ実際には需要は小さくなっていても、供給がそれより小さくなったり、端的に「供給ゼロ」になると、価格が跳ね上がるという現象が起きる。大多数のそれを欲しくない人にとっては「ただのガラクタ」でも、それでも価格が跳ね上がる、という現象が起きる。)。

なお、パソコンやスマートフォンなどのIT家電、中古車などの類を中心に、中小企業NPOワーカーズコープなどの小規模の法人向けにリース・レンタル契約を結んでいたのちに、その契約期間終了をもって返却された商品を、「リースアップ品」ないしは「レンタルアップ品」として改めて中古品としてメンテナンス・修理をしたうえで格安で販売するものもある。[4]

自動車

中古車という。中古車を扱う専門の業者があり、中古車専門業者が中古車を売買するための専門業者のための市場があり、電子入札で大量に業者間で売買されている。中古車業者は、一般の人々のために店頭に中古車を並べ、展示・販売している。近年では普通の個人がメルカリヤフオクなどで自分が使用した自動車を売買するということも広く行われるようになっている。

希少な車種や、長年に渡り人気の車種については、どれほど手間をかけても修理・レストアするということも行われている。レストアを専門とする業者によっても行われているが、また熱心な個人によってもレストアが行われており、テレビ番組の『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』は長年に渡り世界各国で放送(再放送)されており、それを見て真似をして中古車を手に入れレストアをしてみたという人も多い。

オートバイ

オートバイの中古車もさかんに取引されている。オートバイの中古だけを扱っている専門業者(たとえばレッドバロン、など)も全国展開している(お客が中古バイクとして手放したものを、レストア・調整・点検して販売している)。またオートバイの中古は、普通のオートバイ販売店が、新品のオートバイと並行して「中古」と表示して販売していることも多い(普通のオートバイ販売店にもたいていは整備場所や工具や技術者も揃っていてメーカーとの取引もあり部品も調達できるので、お客が新品のバイクに買い替えた時に下取りに出したものを(レストア可能なものは)レストアして中古として販売することで、まだ使えるものを有効活用し、来店客の選択肢も増やしている。)

衣類

誰かがすでに着た服は古着(ふるぎ)という。業者は一般には「古着屋」などという。古着商の一種である。ハードオフトレジャーファクトリーも古着を扱っている。メルカリなどでもさかんに取引されている。近年では若い女性では「服はメルカリで中古で買って、数回着て、同じ値段でメルカリで売る」という人が増えている。若い女性では同じ衣類を何十回も着ているのを人から見られるのを嫌う人も多いので、「郵便代を払うだけで、服をクルクルと変えてゆくことができ、とても便利。すごく気に入ったらキープする」という感覚で利用されるようになっている。

ベビー用品、キッズ用品

赤ちゃん用の品々や子供用の品々は、子の成長とともにほんの2〜3年ほどで使えなくなるものが多く、中古品が大量に流通している。リサイクルショップ、メルカリ、ヤフオク、ジモティーなどで取引されている。

ベビーベッドは、赤ちゃんが誕生した時には重要な道具であり、やはり必要なのだが、必要な期間はかなり短く、赤ん坊が成長し幼児になったら不要になり邪魔になるので「どうせ短い期間しか使わないから」と中古品(やリース品)がしばしば利用される。子供が複数できた人は、ベビーベッドを「中古で買って、しばらく使って、さっさと手放す」を何度も繰り返す。

幼児用の玩具類も、各年齢にふさわしいものがあり、子が成長したら親は次の段階の玩具を与え、玩具は次第に入れ替わり、子が興味を示さなくなった玩具は中古品として放出され流通している。

子供服もほんの1〜2年ほどでサイズが合わなくなり着ることができなくなるので、大量に取引されている。子供服は、比較的高価なものは一品ごとに取引されている場合も多いが、少額の子供服に関しては、いちいち個別に扱う煩わしさを避けるため「まとめ売り」などとして10着〜30着ほどまとめて取引されることも一般的である。

家具

おおまかに分けると、「普通」の中古家具と「アンティーク家具」(高級で、骨董品として価値がある家具)に分けることができるが、それらの中間の、曖昧で微妙なものもある

普通の中古家具で大量にやりとりされているものは、たとえば(食事用)椅子・テーブル、食器棚、(事務用)デスク・椅子、書棚、収納棚、タンス、折りたたみベッド、(普通の)ベッド、鏡台(女性が化粧に使う、鏡のついた台)など。人々が転居転勤などする時には、たいていいくつもの家具を中古品として放出する。

中古家具は、各街にある小さなリサイクルショップ(古物商)でも売買されており、大手チェーンではハードオフトレジャーファクトリーでも扱っている。個人もメルカリやヤフオクやジモティーで取引している(英語圏ではeBayで取引されている)。

アンティーク家具に関しては、ヨーロッパやアメリカでは良質の家具の歴史が非常に長いので根強いファンが多く、アンティーク家具を専門に扱う業者が多数いる。 日本でも(ヨーロッパやアメリカほどではないが)「アンティーク家具」を扱う業者がいる。これも日本の法律上は「古物商」である。

書籍やCD・DVDなど

中古の本は古本という。業者は古書店古本屋という。路面店(実店舗)に関しては、ここ数十年の日本ではブックオフが最大級のチェーンを展開している。他にも実店舗を構えず、もっぱらヤフオクやメルカリで売買している業者も多数いる。

CD、DVD、BDの中古品も流通している。実店舗では、ブックオフ(や古本屋の一部)などが扱っている。これに関しても、やはりメルカリやヤフオクでさかんに取引が行われている。


ゲームソフト類

さまざまなところで取引がされている。大手チェーンではブックオフやハードオフやゲオなどが売買しており、個人がメルカリやヤフオクなどで売買することもさかんに行われている。メルカリなどで買い、プレイし、飽きたら同じような値段でまたメルカリで売る、ということが広く行われている。つまりこの方法で、ほぼ郵便代だけで一応はいろいろなゲームを楽しむことができる(ただしパッケージに同封・印刷されているコードを入力してダウンロードする拡張マップやオプションのデータ類などは、すでに前のユーザがそのコードを入力して特定のコンソールにコードが紐づけされてしまっていて使えないことは多い)。一般論として言えば、中古のゲームソフトは新品のゲームソフトより安く売買されている。だが数十年前のゲームソフトでパッケージもきれいなまま保管されていたものの一部は骨董品的な価値が生じておりコレクターの収集対象にもなっており、かなりの高値で取引されている。

家電品

白物家電、例えば電子レンジ冷蔵庫洗濯機などの白物家電は、多くのリサイクルショップで扱われている。

家電リサイクル法の施行以来、リサイクル料金+収集運搬料金が必要となったため、これ以下の負担で手放す目的での売却もある。

チェーン店ではクリーニングや動作チェックが行われることもある。ヤマダホールディングスでは回収した家電を自社工場で整備し、保証付きの中古品として販売している[5]

スマートフォン

現在では「最初からSIMフリー」の機種が販売されることが一般的になっており、中古スマートフォンの売買は非常に活発化している。

中古スマートフォンを専門で扱っている業者・店舗もある。メルカリやヤフオクでも個人売買がさかんにされている。

個人が通信会社と契約して得た電話番号やショートメールのアドレスは、スマートフォンの機械装置のほうではなくSIMカードのほうにヒモづけされており、基本的に自分のSIMカードを新たに購入した中古スマートフォンに挿せば、自分の電話番号で受信・発信したりショートメールの送受信をできるようになる。eSIMの場合は、各通信会社のウェブサイトで若干の手続きをすれば良い。

総務省主導で、中古スマートフォンの円滑な売買の制度環境の整備が進められた。総務省は「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」を公表し、2021年8月10日にはそれを改定した[6][7]

以前は、通信会社側の都合や儲けばかりが優先され、ユーザの自由を束縛しスマートフォンの自然な流通を妨害しようとする悪質な「SIMロック」の機種が多かったが、総務省はその悪質なやり方にメスを入れ、通信会社に対して「原則、SIMロック禁止」とした。通信会社は原則、ユーザが望めばSIMロックを解除しなければならない。

パソコン

世界的には、中古パソコン市場は年々拡大しており、当面その需要は増加するものと見込まれている。日本や欧米先進国の市場からアジア方面への輸出も堅調であり、米Gartnerの2005年のレポートでは、米国から他国に売られた中古パソコンは、2004年度で約1億5250万セットに上り、世界中のパソコンの1割が中古品だという(CNET記事)。

一般論として言うと、中古のPCは、新品のPCに比べると価格がかなり下がる。多くの場合は、Windows系のOSのサポートが期限を迎え、新バージョンのWindowsにアップグレードしても主メモリやストレージの容量が足りない場合が多いからである。またCPUの能力が足りない場合もある。ただしCPUの能力が足りている場合は、中古PC業者が、メモリを増量したり、ストレージを大容量のものに換装した上でOSを新バージョンにアップグレードして中古PCとして販売するということが広く行われていて、相応の価格になっている。またAppleでは、メーカーとしてリストア品(新品同様にメンテナンスやクリーニングしOSをクリーンインストールしたもの)中古品と分かる状態で(新品とあまり変わらない価格で)公式ウェブサイト上で販売している。

中古PCで前のユーザが使用していたHDDをそのまま使い続けると、(故意であれ、故意でないにせよ)マルウェアが埋め込まれてしまっていたりコンピュータウィルスがHDD内に潜んでいる場合があるなど、コンピュータセキュリティ上のリスクがともなう、ということが広く知られるようになったので、近年では購入者は警戒するようになっている。したがって近年では、中古のPCを売却する場合は、業者であれ、個人であれ、「初期状態」「工場出荷状態」に一旦戻したり、OSを「クリーンインストール」した状態で(インストールしただけの状態で、まだ一度もログインも、ユーザ名も一度も入力していない状態で)売る、ということが広く行われるようになっている。

なお発展途上国などでは最新のパソコンは高価で入手し難いこともあり、先進国で廃棄されたような旧式なパソコンを、輸入して販売したり、あるいは教育方面で使ってもらおうと無償配布する活動をしているNGO慈善団体もある。またLinuxUbuntu)やFreeBSDのような、無償で利用でき、X-Window SystemによりWindowsそっくりのGUIを提供し、旧式パソコン上でも問題なく動作するOSをインストールすることでPCを無駄なく活用することも活発になっている。

中古パソコンはたとえば次のような理由・動機で購入されている。

  1. 新品を購入するには予算が足りない。
  2. 臨時の予備機(バックアップ用)を低予算で確保したい。
  3. オフィススイートウェブサイト閲覧などしかしないので、旧機種で十分なので安価な中古PCが欲しい。最新の機種では無駄にオーバースペック
  4. 自分の子供(や弟や妹)がPCを持っておらず欲しがっているが、子供(や弟・妹)はどうせ「まったくの初心者」だし、あくまで「恩情」で買い与えてやるのだから、安い中古PCを与える。
  5. 最新のOSでは動かず、古いOSでしか動作しないような特定のソフトウェアを使いたい(PCゲームでも、企業で使う制御ソフト類でも、こういうことが起きる)。
  6. 単にファイルサーバを作りたいので中古PCで十分だから。ファイルサーバは中古の低スペックのPCでも十分動くので、割安な中古PCで済ませたい。
  7. デザインが独特で優れた、だが絶版になってしまったノートパソコンPDAポケットコンピュータが欲しい。
  8. 「往年の8 bit時代や16 bit時代のコンピュータが欲しい」。CPUがまだ8 bit16 bitだった時代のコンピュータは、今となってはもう実用的ではない(現在の人々にとっては、ウェブブラウザすら動かず日々の情報検索もできず、メモリが少なく表計算の大きな表もひらけず事務作業にも使えない代物、ということになる)が、骨董品としての価値、博物館に展示するような品、としての価値も一方で生まれている。特に特定のレトロな機種に熱烈なファンがいる場合は、当時の販売価格相当で売買されたり、「青春時代に憧れだったが、当時の自分には買えなかったコンピュータ」を(富豪になってから)「大人買い」する人もいる。コンピュータ史に残るような特定の機種のレア品の中には「数千万円」という価格で売買されるものもある(Apple Iの希少品など)。

OA機器

近年ではリース会社などが、リースが終了し所有権を移転させ、メンテナンスしたものが、オフィス家具屋などで販売されているケースが増えている。中古ビジネスフォン、中古複合機、中古輪転機などがある。

プロ用厨房機器

飲食店が店舗で使うプロ用の厨房機器については専門業者がいる(各県にさまざまな中規模の業者がいるが、大手ではテンポスがある)。

たとえば、(調理台を兼ねた、背の低い、幅広の、プロ用の)冷蔵庫、大型シンク、大型食洗機、プロ用ガステーブル(大型コンロ)、フライヤー(揚げ物をつくるための機器)など。たとえばパン屋の厨房機器では、ニーダー(小麦粉からパン生地をこねあげる、大型フックの回る機器)、パン窯(大型オーブン)などもある。プロ用厨房機器というのは、飲食店の種類ごとに、一般の人が見たこともないような特殊なものが多数あり、そうした特殊な厨房機器も専門業者で取引されている。世の中では飲食店の「新規開店」も多いが、それと同じくらいの数の飲食店が毎年ひっそりと「閉店」(店じまい)しており、閉店した飲食店で使われていた厨房機器のほとんどは中古品として中古厨房機器専門業者の手に渡り(クリーニングや基本の動作チェックなどをされて)販売されることになる。

お客の目にふれないキッチン内の機器はできるだけ中古の厨房機器を使うことで出店コストを下げておき、一方、お客の目にふれる側、客席の近くでじろじろ見られる機器はピカピカの新品の機器を使うようにはする、といったことは広く行われている。プロ用の新品の厨房機器は新品価格が30万円〜100万円〜150万円〜...などと、家庭用の調理器具とは全然異なる価格帯なので、中古品を選択することによる価格差の金額もかなり大きいので、中古厨房機器を利用して出店コストを下げることは飲食店の経営上、ある意味常識になっている。

中古の交通信号機

兵庫県では2000年以前の樹脂製信号機の転用や、歩行者用信号機の中古利用が行われている場合もある。兵庫県では灰色に塗装してから中古利用される場合も多いために錆びにくいうえ、再利用が出来るために、仮設の信号機には最適な設備である。

中古品ではないもの

新古品

なお世の中には、「新品と古物の中間」のような位置づけのものもあり、それを俗に「新古(しんこ)」や「新古品(しんこひん)」という。たとえば展示品や店内デモ品である。

展示品

展示品は、商店で箱から取り出し、棚などに並べて客に見せるために用いていたもの。(なお「展示品」に客がベタベタ触れたり操作することが可能な状態にして放置している店もあるので「展示品」がどこまで指すのか判断するのもややこしい)。 「展示品」は、一応、消費者の誰もまだ購入していない工業製品では在るが、実際には少なくとも店員が触っており、販促のために、ある意味「使った」ものである(ただし保証書の「使用者」「購入者」の欄はまだ空白なので、消費者が購入した段階でメーカー保証が有効になる)。展示品は、「展示品」と消費者に明示した上で、未開封の新品よりも安い価格で販売される。この場合、新品同様のメーカー保証が付けられることが多い。(「展示品」なのに、それを明示せず「新品」として販売することは不誠実である。)

デモ品

「店内デモ品」は、客に物品が実際に動いているところを見せるために、店員が操作し動かしたもの(ただし保証書の「所有者」の欄にまだ誰の名も書かれておらず、メーカー保証は誰かが購入しそこに記入した段階から有効となる。)。

事故品

なお運送中の問題によってキズ・へこみ等の問題が発生した物は「事故品」と呼ばれる。メーカーで修復を行ったものは「再生品」という。

展示品やデモ品の店舗での扱い

「展示品」や「デモ品」の扱いは業界により異なる。

電気製品、コンピュータなどは、店の誠実度によって扱い方は異なる。「展示品」や「新古品」と正直に表示している店もある。また(ある意味、店の側が販促をするための道具として「使って」しまっているので、「自分に厳しく」、謙虚な態度で)「中古」扱いで売る店もある。だが不誠実な店は「新品」と表示して販売することがあるが、これは大問題で、購入者は箱から取り出すと「すでに使われた痕跡」(たとえば、大量の指紋がベタベタついていたり、あちこち汚れていたり、いくつも小傷がついていたり、取扱説明書もピンとしておらず手垢がついていたりページが折れているなど)を発見するわけであり、そうなると客は「だまされた」と判断し怒るわけで、店に苦情が寄せられたり、消費生活センター消費者庁)などに通報されたり、現代ではSNSなどでたとえば「中古品を新品といつわって売る悪質な店」「新品と思って買ったら、中古品が入っていた。あそこで買ってはいけない」などと公表・拡散されてしまうと、店としての信頼を落とし結果として客を失ってゆく。

業界により定義は異なるが、ある業界では、「厳密な意味での新古品は、一度は納入・開封されたものの、何等かの理由(契約破棄など)ですぐに梱包されなおされたり、誰かが購入して梱包状態のまま保管していたが、使われることも無く不要品として売却されたりした物だ」という人もいる。たとえば自動車で販売店(カーディーラー)が販売ノルマ達成のために、試乗車などの名目で自社登録を行った車両が、走行距離数十キロの「新古車」として中古車市場に流れることが多い。個別の部品の場合にはNOS (en:New Old Stock) と呼ばれる場合もある。こうした「新古品」では、動作されないまま専用の倉庫ではない場所に保管されている場合が多く、また潤滑油やゴム・プラスチック部品、使用期限が設定されている部品などの劣化が起きている場合もあるため、稼働開始後に何等かの問題が発生する可能性がある。場合によっては付属品に不足がある場合もあるため、購入には注意が必要である。

楽器業界には独特の慣習がある。楽器というものは(特にギター、バイオリン、ピアノなど、職人が天然の木材を材料にして「手作り」する部分が多いアコースティックな楽器では。電子楽器のような電子製品ではない楽器では。)ひとつひとつの楽器の個体にかなりの差(個体差)があり、それが音楽的にはとても重要なので、ほとんどの購入者はまず実際に試奏してから、個体を比較し、ある個体を買うか買わないか、別の個体のほうを選ぶか判断する。たとえばある程度以上の価格の、中級品以上のギターなら、たとえば数十万円以上するようなギターなら、ほとんどの客は必ず数分程度(人によっては10分弱)ほど試奏して、音色の個体差を自分の耳で注意深く確認したり、自分のと楽器の細部の相性が良いか悪いかを慎重に判断してから購入する。(したがってアコースティックな楽器の大半は、実際に購入する人が見つかる前に、すでに多くの人が試奏をしているわけで)楽器業界では試奏された楽器も「新古品」扱いはせず、あくまで「新品」として販売している(客のほうも、中級者以上ならば、楽器というものはそういうものだと良く理解しており、納得している。自分だってあれこれ試奏してから個体を選んでおり、試奏が禁止されてしまっては個体を選ぶことができなくなり、非常に困るからでもある。)。

中古品の注意点など

どんな物でも、つまり新品でも注意すべき点はあるが、中古品はさらに、中古品ならではの注意すべき点がある。一方で、制度が代わって、以前は注意点だったが現在では大丈夫で、安心してよい点もある。

以下、それらについて解説する。

中古自動車

中古自動車業界には不誠実な業者が多数おり、「事故歴の隠匿」「整備手帳の処分」「走行距離計の巻き戻し」などさまざまな不正が行われる可能性が(かなり)あるので要注意である。

なおテスラ社の自動車は中古車で購入した場合、「あなたが支払った機能ではありません」とされ、前オーナーが購入しインストールされたソフトウェアは全て抹消される[注 2]

中古ゲームソフト

結論から言うと、現在では、中古ゲームソフトの売買は明らかに適法であり、普通に正々堂々と売買して良い。

歴史 - 現在のように普通に売買してよい状態になるまでの経緯 -

コンピュータゲームソフトウェア等といった著作物では、「著作物の中古販売では、著作利用権に絡む金銭授受が行われない。この取引のせいで、新品の売り上げが落ちる」といった主張がコンピュータソフトウェア著作権協会などによって行われていた。1998年1月にコンピュータソフトウェア著作権協会コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(当時)・日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会は共同で「違法中古ゲームソフト撲滅キャンペーン」を開始し、コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会会員各社のソフトには「NO RESALE」マークが添付されるようになった(2002年5月に廃止)。

なおこの問題に際して、有志の弁護士・法学者らが「中古ソフト問題研究会」を結成、同研究会は疑問を提示した。また中古ゲームソフトを扱う販売店の多くは新品のゲームソフトも販売しているが、この中古ゲームソフト販売に不満を持ったソニー・コンピュータエンタテインメントが商品の卸売りで圧力を掛けた際に、公正取引委員会が同社に「販売店に中古品取り扱いをさせないことをやめること」を含めた排除勧告を行っている。

また、これと並行してカプコンなどメーカー7社が、東京地方裁判所大阪地方裁判所で、中古ゲームソフト販売店(テレビゲームソフトウェア流通協会)に対する訴訟(中古ゲーム裁判)を起こしていたが、この裁判は2002年4月に最高裁判所で「中古ゲームソフトの販売は著作権法上の頒布権(第26条)の侵害に当たらない」とするメーカー側全面敗訴の判決が下され、決着した(2003年7月に閣議決定された知的財産推進計画ではこの最高裁判決を立法により破棄することを目指す項目が盛り込まれたが、一般国民や学識経験者の反対意見が多かったことを受けて2005年6月の第3次改訂時に当該項目は削除されている)。

諸外国の著作権法では一旦、適法に販売された物に対して引き続き頒布権を行使することが出来ない「権利の消尽」原則が明文で定められており、日本でも前述の裁判が係争中であった1999年6月の著作権法改正で新設された譲渡権(第26条の2)では同様の規定が置かれている(同条第2項以下)。頒布権は前述の裁判が係争中であったことから「権利の消尽」原則の明文化が見送られたが、最高裁判決は頒布権も明文の規定が存在するか否かに関わらず「権利の消尽」原則が適用されるとした。

というわけで、結論としては、中古ゲームソフトの売買は完全に適法であり、自由に、正々堂々と売買して良いのである。

中古電気製品

電気用品安全法の施行される2006年4月以降、「PSEマーク」の付いていない中古電気製品や電気楽器などの販売が不可能になる。このため、中古品業界の壊滅的な打撃が懸念され、いわゆる「PSE問題」が発生した。この際、経済産業省は対策として、

  • 一定期間レンタル(貸し出し)する形式を取り、レンタル期間終了後に無償で譲渡する(期間途中の解約返却も可能)
  • 中古品販売店自身が電気用品安全法上の「製造事業者」となって、中古品を検査した上で「PSEマーク」を添付して販売する

などの方策を打ち出したが、商標権や不正競争防止法上の問題が指摘されたことや市場の混乱が続いたことから、2007年に旧・電気用品取締法に基づく検査で安全性が確認された製品に関しては再検査を不要とする内容を明文化した電気用品安全法改正案が国会に提出され、第168臨時国会で成立した。

中古パソコン

中古電気製品同様の、上記電気用品安全法の施行に伴う問題のほか、パソコン特有の次のような注意点がある。

  • 中古機のOSをバージョンアップした場合、こまごましたアプリケーションソフト類は必ずしも以前と同一ではなくなる。中古パソコンでは、入っているソフトウェアの一部(特にアプリケーションソフトウェアの一部)のソフト制作会社が(自社の売上げ増になるように)使用ライセンス権の移転を認めていない場合もある。(Windows自体やMicrosoftのオフィス・スイートの類は大丈夫であり、原則、そのまま使い続けることができる。)
  • 「ハードディスクリカバリー」タイプの機種つまりリカバリ(「工場出荷状態」へ戻すこと)を内蔵HDDの一部領域に保存されているデータから行うタイプの場合、ハードディスクドライブを完全消去したり交換したりするとリカバリはできなくなる。
  • 5〜10年ほどの前の中古機を選んだ場合、Windowsを新バージョンにアップグレードしたうえで使うことが多いわけだが、Windowsは世代が更新するたびに「重たい」OSになってしまっているので、メモリ量が足りず、動作がいわゆる「もっさり」つまり遅くなる場合がある。解決策としては容量の大きなメモリを(同一品を2枚組で)購入して挿し換えれば良い。1世代前のメモリは通常、新品でも安価に販売されている。
  • (5〜8年ほど前の中古PCならばたいていは大丈夫なのだが)15年や20年以上前の古い中古機というのは、CPUの性能や主メモリ量も小さいので、Windowsなどはすでにとうに「サポート切れ」になった旧バージョンのWindowsしか動かない。セキュリティウェアの更新サービスも終了してしまっているとなると、危なくてインターネット接続はできない。(一切ネットに接続しない、と決めて旧Windowsをスタンドアローンで使う、という特殊な使い方ならば、一応は動作させられる。)また15年や20年以上前のPCは主メモリビデオカードなども相当に旧型なので、もしそれを増設したいなら、それについても本体同様にやはりハードオフなどのリサイクルショップ、ヤフオクメルカリeBayなどで探すことが多くなる。15年や20年を超える古さのPCの部品は多くがヤフオク・メルカリなどでもあまり出品されておらず入手が困難なことも多い。また1970年代後半から2002年ころに販売されていた、8ビットパソコン16ビットパソコン時代の(また一部の32ビットパソコンの)、メーカー独自規格のパソコン(たとえばNECのPC-8000,PC-8800,PC-9800シリーズの大部分)については、ディスプレイモニタ)のコネクタや信号規格(水平周波数など)が、その後に登場したDOS/Vのデファクト・スタンダードとは異なるので、ディスプレイ類も当時のものを手に入れなければならない。つまりまとめると、中古PCの場合、5〜8年ほど前の中古機なら大丈夫だが、20年も30年も前の中古機はバラバラに買ってしっかり動く状態にするのにはさまざまなハードルがある。買うならワンセットで「完全動作品」の状態で買わないと、いつまでも必要なパーツや増設品が揃わない「ただのガラクタ」になってしまう可能性が高い。そして15年や20年以上の古さのコンピュータは、たとえ必要なものを揃えて動いても、性能があまりに低いので、ほとんど実用性は無く、ほぼ「骨董品」や「観賞用」の価値しかない。
  • ノートパソコンでは、バッテリーが劣化していることは多い。正規メーカー品は(かなり)高価だが、サードパーティーの同等品がAmazonなどで安く販売されている。
  • 光学ドライブを内蔵しない機種で、光学ディスクでリカバリをする場合、その機種に接続できる外付け光学ドライブを見つける必要がある(2010年ころからは、光学ディスクからリカバリする機種は減っている)
  • 端子類が劣化している場合があり、そのようなものだった場合、その端子に接続しなければならない機器は使えない。
  • なお使用済みのパソコンを中古品として放出する場合は、HDD補助記憶装置)内のデータを完全に消しておく必要がある。第三者の手に渡ったHDDから顧客情報が漏れてしまう可能性があるし、クレジットカード番号やパスワードなどが漏れてしまう可能性もあるからである。しかも単純なフォーマットを施すだけだと、悪質な者が「ディスクユーティリティソフトウェア」などを使い、一部もしくはかなりの部分のデータを復旧してしまう。[8]。したがって用心深い人々は、自分が使ったPCを中古品として放出する場合は、HDDは抜き取って自分の手元に厳重に保管し、本体のほうを「HDD無しの、ジャンク品のPC」として放出する。これだと100%安全である。

中古携帯電話

携帯電話の中古品に関しては、次のような注意点がある。

  • 中古品店に持ち込まれる携帯電話端末が盗品である場合もある。
  • 前の所有者が、利用料金(契約料、通話・通信料金など)を完済しないまま中古品店に売りに出すケースがある。携帯電話キャリアは、その端末利用者が料金を滞納していたり、端末が盗難にあったと届出があった場合に、利用を制限する。これを一般的には「赤ロム」という(料金の滞納がないものなどは「白ロム」という)[9]。これについては大丈夫なのか調べる方法があり、

各キャリアは、店舗、あるいは加入している各キャリアの利用者頁のサイトで、「IMEI」(製造番号)をチェックし、以下のような結果が表示される。

  • 〇:現状は利用制限がかかっていない
  • △:現状は利用制限はかかっていないものの、割賦の未了などにより今後利用制限がかかる可能性がある
  • ×:滞納などによりネットワークの利用制限がかかっている
  • -:製造番号が存在しないか入力ミス

これらの事情を知らずに問題のある中古端末を購入した客が、この利用制限から使用できないケースが多発しており、サービスを利用できなくなった利用者の中には携帯電話キャリアを相手取って訴訟を起こしたケースもある[10]

また携帯電話にも記憶装置が内蔵されているため、上記のパソコンの例と同様、データの消し忘れによる個人情報漏えいの可能性もある。中古品として放出する場合は「初期状態に戻す」ボタンを押すなどして、個人情報はしっかり消してから売れば良い。

スマートフォンの装置自体が対応している電波のタイプと、自分が持っているSIMの通信会社が提供している電波のタイプ(各通信会社が提供している電波のタイプ)が、少なくとも一部で合致していないと通信ができない。対応している電波のタイプをよく確認せずに機種を選ぶと「SIMフリー機を購入して自分のSIMを挿したものの、通信できなかった」などということが起きることもある。ウェブで公表されている各スマートフォン機種の仕様書の「対応している電波型式」などを読んで、一部でも合致していれば基本的に使える。またAmazonのユーザー投稿などで「この機種に、通信会社○○社のSIMを挿して無事使えました。」などといった報告の文章があることを確認することでも残念な事態を防げる。

昔の話

(すでに古い話だが)携帯電話の端末は、2015年5月SIMフリーが解禁されるまでは、基本的にSIMロックがかかり、基本的に各キャリアで購入した機種は、その購入したキャリアのSIMしか使うことができなかった[11](たとえばNTTドコモで購入したものはNTTドコモ以外のSIMも差し込めないしまた他社のSIMをNTTドコモの機種に差し込むこともできないという状態だった) SIMフリー解禁前まではリサイクルショップなどでのスマホの購入は事実上困難な状態にあった。 だが幸い、総務省の主導で、通信会社のこの悪質なやり方にメスが入り、2021年10月以後「原則SIMロック禁止」となった[12]


中古OA機器

  • 特殊機能を要するものが多いため、購入をしてもそのまま使うことができず、施工設置するさいにメンテナンス業者も同時に見つけておく必要がある。
  • 故障をしたときにメーカーの在庫保有が打ち切られていると部品の入手が困難になる恐れがあるため、購入をするときにその確認が必要になる。

中古住宅

構造物としての住宅自体の劣化のほか、不動産取引特有の注意点がある。

  • 建物自体の経年による狂い、劣化。特に水周り関係の劣化に注意が必要。
  • 地盤の不等沈下など。
  • 市街化調整区域にある物件の場合、再建築できないことがある(分家住宅の許可で建築、店舗の許可で建築されていたが、実際には住宅として利用されていた、道路に接している部分の縮小など)。
  • 市街化区域内でも、法令等が改正され、改正前は建築できた土地でも現行法では再建築できないことがある。(接している道路の幅員など)

脚注

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注釈

  1. ^ 辞書的・教科書的な綴り方(スペリング)は「second-hand」だが、くだけた綴り方では「secondhand」とも。
  2. ^ 中古テスラに搭載の自動運転オプション、OTAアップデートで削除。

出典

  1. ^ a b 『広辞苑 第六版』
  2. ^ デジタル大辞泉【古物】
  3. ^ a b デジタル大辞泉【新品】
  4. ^ リースアップ車両(リース落ち車)とは?(カーコンカーリース)・買取(USED-PC)
  5. ^ 株式会社インプレス (2022年8月29日). “中古家電、買っても大丈夫? 汚くない? ヤマダ電機のリユース工場で分かったこと”. 家電 Watch. 2022年8月29日閲覧。
  6. ^ [https://news.mynavi.jp/article/20210811-1943791/ マイナビ「総務省がガイドライン改正、10月1日からSIMロック原則禁止へ 」
  7. ^ 総務省公式サイト『「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」改正案及び「eSIMサービスの促進に関するガイドライン」(案)に関する意見募集の結果及びこれらのガイドラインの公表』
  8. ^ 事故・被害の事例 事例14:中古パソコンによるデータの漏洩(総務省)
  9. ^ 白ロムと赤ロムの違いって?中古スマホを買うときは「赤ロム」に注意!(セキュリティー通信)
  10. ^ 中古携帯の利用者に相次ぐ“災難”、訴訟発展も 読売新聞 2010年4月2日
  11. ^ いよいよ「SIMフリー」元年 期待の裏に懸念(日本経済新聞 2015年1月1日)
  12. ^ 総務省、のりかえ推進で21年10月から「SIMロック原則禁止」案 スイッチング円滑化タスクフォースの報告書案取りまとめも(ケータイwatch)

関連項目

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