古川 進(ふるかわ すすむ、1913年8月19日 - 1991年10月23日)は、日本の実業家。大和銀行元頭取、会長。佐賀県佐賀市出身[1]。
経歴・人物
1938年に京都帝国大学経済学部を卒業し、野村銀行(のちの大和銀行。統合により現在はりそな銀行となる。)に入社した[2]。
1973年からは大和銀行頭取を務め、1977年からは会長、1987年からは相談役を歴任した[3]。
その一方で、1981年から1985年までに大阪商工会議所会頭を務め[1]、海外交流に力を入れた[4]。日本商工会議所副会頭、大阪銀行協会会長、全国銀行協会連合会副会長、関西経済同友会代表幹事なども歴任した[1]。日向方齋とともに、関西国際空港の実現に向けて、尽力した[2]。1975年に藍綬褒章を授賞し、1984年には勲一等瑞宝章を授賞した。