歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。下り側に向かって左側に木造の駅舎がある。駅舎はホーム中ほどから階段を下りたところにある。ホームは大村湾の海岸線に沿って設置され、カーブしている。
現在の駅舎は1993年(平成5年)に落成した木造平屋建て瓦葺きのもので、開業当時からの駅舎をイメージしたものとなっている[5]。
(簡易委託駅)で、駅舎内部の窓口で乗車券を発売する。
駅名標と駅舎(2017年10月、ホーム側)
利用状況
- 2010年度の1日平均乗車人員は131人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 175 |
2001 | 189 |
2002 | 184 |
2003 | 177 |
2004 | 169 |
2005 | 160 |
2006 | 158 |
2007 | |
2008 | |
2009 | |
2010 | 131 |
駅周辺
駅名は千綿だが、千綿宿郷の集落からは少し離れている。駅前広場が整備されている。駅前東側を大村線に並行する形で国道34号が通る。また、駅の約400m東側を大村線に並行する形で長崎自動車道が通っており、当駅の北東に大村湾パーキングエリアがある。
毎年10 - 11月頃に開催されていた「九州一周駅伝」では、第1日目の「たすき」の中継所(第4中継所)となり、文字通り「駅」伝の舞台となる。
2014年冬期の「青春18きっぷ」ポスターの写真に当駅が選ばれた[12]。
- 千綿郵便局
- 東彼杵町立千綿小学校
- 東彼杵町立千綿中学校(2019年3月末に閉校した)
- 東彼杵町役場千綿支所
- 千綿渓谷
- 龍頭泉
- 大野原高原
隣の駅
脚注
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、26頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、738頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「日本国有鉄道公示第421号」『官報』、1971年10月19日。
- ^ 「通報 ●東佐賀駅ほか15駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月19日、4面。
- ^ a b “千綿駅はレトロ調 JR九州大村線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年2月17日)
- ^ “【千綿駅が青春18きっぷのポスターに!!】”. facebook(東彼杵町) (2014年11月28日). 2022年11月4日閲覧。
- ^ “凪ぎに輝く”. kachi kachi plus. サガテレビ (2017年3月26日). 2022年11月4日閲覧。
- ^ {{Cite news|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/12/09092201049809.shtml%7Ctitle=レトロ千綿駅 交流拠点に|publisher=長崎新聞社|newspaper=長崎新聞朝刊佐世保近郊版|page=14|language=日本語|date=2016-12-09|accessdate=2016-12-09}}
- ^ “ながさき経済 2019年12月号”. 株式会社長崎経済研究所. p. 11. 2022年6月12日閲覧。
- ^ “写真映え「千綿食堂」閉店 長崎・東彼杵町” (日本語). 西日本新聞 (西日本新聞社). (2022年3月22日)2022年3月23日閲覧。
- ^ ミドリブ、2022年4月26日閲覧。
- ^ 込山富秀『「青春18きっぷ」ポスター紀行』講談社、2015年5月26日、152-153頁。ISBN (978-4-06-219279-8)。
関連項目
外部リンク
- 千綿駅(駅情報) - 九州旅客鉄道