来歴・人物
秋田県秋田市土崎港出身。実家は秋田港近くの鮮魚問屋。3、4年、銀行で経験を積んだら家業を継ぐつもりでいた[1]。
秋田県立秋田高等学校を経て早稲田大学を卒業後、当時横手市に本店のあった羽後銀行に入行し、総合企画部長などを歴任する。
北都銀行に移行後は同期入行であった齋藤隆夫頭取を常務、専務として支え、齋藤の後任の頭取に就任。
頭取在任時は、ビジネス商談会を軌道に乗せ、エリアサポートチームを新設したほか、みちのく銀行、荘内銀行、東北銀行と債権流動化で提携をむすんだ。さらに、情報処理システムを自営からPROBANKに切り替える施策も講じた[2]。
荘内銀行との経営統合に際し、新体制で統合協議に臨むべく、任期1年を残し非常勤相談役に勇退した。