出血傾向(しゅっけつけいこう、英:Bleeding tendency, Hemorrhagic Diathesis )とは、何らかの原因で止血機序が破綻し、出血が抑制できない状態のこと[1][2]。出血性素因ともいう。種々の疾患、あるいは医薬品によっても引き起こされ、軽症のものから死に至るものまで多岐にわたる[2]。
原因となる疾患
詳細は「血液凝固障害」を参照
- 血友病
- ヴォン・ヴィレブランド病
- グランツマン血小板無力症
- 特発性血小板減少性紫斑病・血栓性血小板減少性紫斑病・(巨大血小板性血小板減少症)
- Bernard-Soulier症候群(BSS)
- 白血病
- ウィスコット・アルドリッヒ症候群
- ビタミンK欠乏症
- 肝硬変
- ウイルス性出血熱の一群 (例 デング出血熱)
- 溶血性尿毒症症候群
- 播種性血管内凝固症候群