八薙 玉造(やなぎ たまぞう、1979年 - )は、日本のライトノベル作家、脚本家。本名は太田 直樹(おおた なおき)[1]。
来歴
1979年、大阪府に生まれる。
大阪芸術大学を卒業する。「鉄球姫エミリー」で第6回(2006年)スーパーダッシュ小説新人賞大賞を受賞し、スーパーダッシュ文庫(集英社)からデビューした。
テレビアニメ『ハンドシェイカー』、『W'z《ウィズ》』では脚本を執筆している。
大阪芸術大学文芸学科では特任准教授を勤めている[2]。
作品リスト
オリジナル小説
鉄球姫エミリー
- 鉄球姫エミリー(2007年9月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:瀬之本久史)
- 修道女エミリー 鉄球姫エミリー第二幕(2007年12月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:瀬之本久史)
- 花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕(2008年6月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:瀬之本久史)
- 戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕(2008年7月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:瀬之本久史)
- 鉄球王エミリー 鉄球姫エミリー第五幕(2009年5月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:瀬之本久史)
神剣アオイ
- 神剣アオイ(2009年11月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:植田亮)
- 神剣アオイ2 幼なじみと黒猫メイド(2010年4月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:植田亮)
- 神剣アオイ3 過去と未来、交わる剣(2010年9月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:植田亮)
獅子は働かず聖女は赤く
- 獅子は働かず 聖女は赤く あいつ、真昼間から寝ておる(2011年6月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:ぽんかん⑧)
- 獅子は働かず 聖女は赤く2 あいつも昔はイイ子だったのに(2011年12月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:ぽんかん⑧)
- 獅子は働かず 聖女は赤く3 あいつはもう一人でも大丈夫じゃ〜(2012年8月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:ぽんかん⑧)
- 獅子は働かず 聖女は赤く4 あいつ、我とか言いだしおった〜(2013年2月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:ぽんかん⑧)
- 獅子は働かず 聖女は赤く5 かくして、あいつは働いた(2014年10月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:ぽんかん⑧)
オレのリベンジがヒロインを全員倒す!
- オレのリベンジがヒロインを全員倒す!(2013年12月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:雛咲)
- オレのリベンジがヒロインを全員倒す!2(2014年4月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:雛咲)
- オレのリベンジがヒロインを全員倒す!3(2014年9月 スーパーダッシュ文庫、イラスト:雛咲)
神話殺しの虚幻騎士(フェイク・マスター)
- 神話殺しの虚幻騎士(フェイク・マスター)(2014年6月 角川スニーカー文庫、イラスト:有坂あこ)
- 神話殺しの虚幻騎士(フェイク・マスター)II(2014年10月 角川スニーカー文庫、イラスト:有坂あこ)
焦焔の街の英雄少女
- 焦焔の街の英雄少女(2014年6月 MF文庫J、イラスト:中島艶爾)
- 焦焔の街の英雄少女2(2014年9月 MF文庫J、イラスト:中島艶爾)
- 焦焔の街の英雄少女3(2014年12月 MF文庫J、イラスト:中島艶爾)
その他
- ボクも世界も死にたくないのに すまない。我のうっかりで、汝が…(2015年11月 ダッシュエックス文庫、イラスト:橘由宇)
- 魔法使いは終わらない 傭兵団ミストルティン――七人の魔法使い(2017年4月 ダッシュエックス文庫、イラスト:赤井てら)
- 拡張幻想サクリファイス(2018年2月 MF文庫J、イラスト:ふーみ)
- 異世界最強トラック召喚、いすゞ・エルフ(2019年3月 ダッシュエックス文庫、イラスト:bun150)[3]
原作付き小説
新妹魔王の契約者
- 新妹魔王の契約者 LIGHT!(2015年10月 角川スニーカー文庫、原作:上栖綴人、イラスト:みやこかしわ、キャラクターデザイン:大熊猫介)
- 新妹魔王の契約者 SWEET!(2016年8月 角川スニーカー文庫、原作:上栖綴人、イラスト:大熊猫介)
ハンドシェイカー
- ハンドシェイカー(2017年1月 MF文庫J、原案:GoHands、原作:GoHands×Frontier Works×KADOKAWA、イラスト:内田孝行(GoHands))
- ハンドシェイカー2(2017年4月 MF文庫J、原案:GoHands、原作:GoHands×Frontier Works×KADOKAWA、イラスト:内田孝行(GoHands))
アニメ
- ハンドシェイカー(2017年、脚本)
- W'z《ウィズ》(2019年、脚本)
- プレイタの傷(2021年、脚本[4])
- デキる猫は今日も憂鬱(2023年、脚本)
- 好きな子がめがねを忘れた(2023年、脚本)