八王子大火(はちおうじたいか)は、1897年(明治30年)4月22日に現在の東京都八王子市で発生した大火。八王子では1824年に大火が起きて以降、1888年(明治21年)や1893年(明治26年)、1897年(明治30年)に大火があり、1897年(明治30年)の大火はその中でも特に大きな被害を出した。大横町から出火し、当時の八王子町のおよそ60%が焼失。42人が死亡し[1][2]、3341戸が焼失、さらに223人が負傷した。元横山町の大義寺境内には、火災の犠牲者を供養する碑が建てられた[3]。この火災以降、大規模火災に対する行政的な対策が行われている。
脚注
参考文献
- 八王子市「八王子の概要」