歴史
天平勝宝5年(753年)の創建とされる。元慶7年(883年)、神階従五位上を授けられる。長寛元年(1163年)に二条天皇の勅願所となり、紺紙金泥法華経(後に国指定重要文化財[1])を奉納され、田地5(反)を神領として寄進された。『土佐日記』によれば、紀貫之が海賊を避けるため祈願したとされる。
『古事記』にまつわる大国主命を祀った延喜式内社で、大己貴命立像や男神立像などは国の重要文化財に指定されている。中でも神社が所有する1163年(長寛元年)の紙本墨書『二品家政所下文』(にほんけまんどころくだしぶみ、重文[1])は、徳島県に現存する最古の文書といわれている。2022年3月27日、これら文化財を保管する収蔵庫の完成神事が行なわれた[1]。
祭神
境内社
- 奥山神社
- 天神社
- 山神社
- 大将軍神社
文化財
- 重要文化財(国指定)
- 木造大己貴命立像 像高108.8cm
- 木造男神立像 像高81.2cm
- 紙本墨書二品家政所下文1巻(附 紺紙金泥法華経8巻)
交通
脚注・参考文献
外部リンク
- 八桙神社 阿南市