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儀兵衛（ぎへえ、宝暦12年（1762年） - 文化3年9月3日（1806年10月14日））は、江戸時代の船乗り。儀平、または奥田儀兵衛、奥田儀平、儀平衛[1]とも表記されることがある。
儀兵衛・多十郎 記念碑直近からの景観 （2010年9月11日）
1761年、陸奥国桃生郡深谷室浜（現・東松島市室浜）で生まれる。船乗りとして、1793年に江戸に向けて若宮丸[1]に乗り組み石巻港を出発[2]。津太夫、太十郎、左平らと共に塩屋崎沖で嵐に遭遇して漂流の後、紆余曲折を経てロシア、バルト海、ハワイを経由して文化1年（1804年）日本に帰着[1][2]。
1806年に亡くなった。享年45。日本人として初めて世界一周をした4名のうちの1人となった。
出身地の室浜、太十郎の墓碑の隣りに質素な供養碑が建てられている。
儀兵衛・多十郎 記念碑入口（2010年9月11日）
注釈・出典
参考文献
- 初めて世界一周した日本人 2014年2月4日 石巻若宮丸漂流民の会
- 若宮丸漂流の事 2012年10月1日 塩竈市
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 宮城県ナビ
関連項目
外部リンク
- 津太夫の世界一周記 - archive.today（2012年12月9日アーカイブ分）[]