歴史
近鉄伏見駅
- 1928年(昭和3年)11月15日:奈良電気鉄道京都 - 桃山御陵前間開通時に開業[1]。
- 1945年(昭和20年)12月21日:当駅と京阪本線丹波橋駅との間に線路を新設し、全列車が丹波橋駅へ乗り入れる。従来の堀内駅(現在の近鉄丹波橋駅の前身)経由のルートの営業運行停止。
- 1963年(昭和38年)10月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[1]。
- 2007年(平成19年)4月1日:ICカード「PiTaPa」使用開始[2]。
国有鉄道伏見駅
当駅を含む区間は、鉄道省奈良線(旧奈良鉄道→関西鉄道)が1921年にルート変更する前の路盤を利用して建設されているが、奈良線時代にもほぼ同位置に伏見駅があった。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ高架駅。ホーム有効長は6両。改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は1ヶ所のみ。
当駅が高架で建設されたのは、建設当時に当駅北西方の京都府道115号線(竹田街道)上に京都市電伏見線(1970年廃止)が走っており、立体交差の必要があったためである。奈良鉄道時代は平面交差であり、両者の衝突事故が何度か起きた。
(京都駅)管理の無人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。 昼間しか駅員がいなく、朝夕のラッシュ時には無人となるので実質は無人駅である。
伏見稲荷の最寄り駅と間違える観光客向けに「伏見稲荷へは京阪本線伏見稲荷駅をご利用ください」の看板がある。
のりば
利用状況
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[5]。
- 2018年11月13日:7,408人
- 2015年11月10日:7,132人
- 2012年11月13日:6,326人
- 2010年11月9日:6,377人
- 2008年11月18日:6,160人
- 2005年11月8日:6,361人
駅周辺
主な施設
- 伏見郵便局
- カナートモール伏見店
- 国道24号
- 滋賀県道・京都府道35号大津淀線
- 京都府道115号伏見港京都停車場線(竹田街道)
- 京都府道120号伏見停車場線
- 京都府道202号伏見向日線
- 京都市立伏見住吉小学校
- 京都教育大学附属高等学校
- 京阪本線墨染駅
※ 駅北側の柴田屋敷町公園には京都市電1800形(1829号)が、集会所として保存されている。
バス路線
最寄バス停は駅から徒歩5分の竹田街道沿いにある棒鼻または西墨染通となる。
※ 近鉄バスの路線は駅前の国道24号を通るが、駅前にはバス停がない。
隣の駅
近鉄
かつて存在した路線
脚注
- ^ a b 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、12-13頁。ISBN (978-4-02-340133-4)。
- ^ (pdf)『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日2016年2月23日閲覧。 。
- ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、351頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ a b “駅の情報|伏見”. 近畿日本鉄道. 2021年10月5日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 京都線 - 近畿日本鉄道
関連項目
外部リンク
- 駅の情報|伏見 - 近畿日本鉄道