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伊丹駅 (阪急)

伊丹駅(いたみえき)は、兵庫県伊丹市西台一丁目にある、阪急電鉄伊丹線。伊丹線の終着駅である。駅番号はHK-20

伊丹駅
駅ビル『Reita(リータ)』
いたみ
Itami
HK-19 新伊丹 (0.9 km)
所在地 兵庫県伊丹市西台1丁目1番1号[1]
北緯34度46分47.52秒 東経135度24分49.02秒 / 北緯34.7798667度 東経135.4136167度 / 34.7798667; 135.4136167 (伊丹駅)座標: 北緯34度46分47.52秒 東経135度24分49.02秒 / 北緯34.7798667度 東経135.4136167度 / 34.7798667; 135.4136167 (伊丹駅)
駅番号 HK20
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 伊丹線
キロ程 3.1 km(塚口起点)
駅構造 高架駅[2]
(ホーム) 1面2線[2]
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)17,396人/日
-2021年-
開業年月日 1920年大正9年)7月16日
(テンプレートを表示)

概要

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で甚大な被害を受け、かつての駅舎は倒壊した[3]。その後約4年をかけて復興され、駅ビルにホームがある現在の構造となった[2]

当駅周辺は古くから伊丹市の一大商業地として発展し、近隣にサティ((ニチイ)時代から出店)やジャスコ長崎屋イズミヤなどが出店していた。しかし、イズミヤは駅から北西に離れた昆陽地区[注 1]に移転し、長崎屋は尼崎店で発生した火災の影響を受け閉鎖。さらに震災の影響でサティも閉鎖され、ジャスコは閉鎖した後にJR伊丹駅前のイオンモール伊丹[注 2]に再進出した。

震災後はスーパーやホテル、商店街、多目的ホールなどが集積する繁華街になっているが、2000年代以降はJR伊丹駅周辺の再開発が進んでおり、当駅の利用客は減少しつつある。

なお、阪急電鉄は「阪急伊丹駅前に、2007年から市の玄関口として北街区と南街区に分け、2棟の12階建て再開発ビルを建設する」と発表、「阪急伊丹駅東地区市街地再開発事業」と位置付け、2009年度に完成する予定であったが、用地買収に手間取っており、同年5月時点では工事は始まっていない。

歴史

  • 1920年大正9年)7月16日阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)伊丹線開業により終着駅として設置[4]。当時の駅は現在の中央4丁目(現在地より約150メートル南東)に位置し、ホーム1面2線、西側に側線を持っていたが、改札口は北向きで市道に面しており、単純な延長はできなかった。
  • 1967年昭和42年)7月25日:高架化工事着工[5]
  • 1968年(昭和43年)11月9日:高架化。同時に旧駅から現在地(旧日本生命グラウンド跡地)に移転。自動改札機(阪急では北千里駅に次いで二駅目)導入[4]。当時は、2面3線(1線分はレール敷かれず)で、3両編成2本用であった。
  • 1995年平成7年)
  • 1998年(平成10年)
    • 11月20日:伊丹駅ビルが『Reita(リータ)』として再建[2]
    • 11月21日:仮駅から『Reita(リータ)』3階に移転[2]
  • 2013年(平成25年)12月21日駅ナンバリング導入。

駅構造

 
ホーム

頭端式ホーム1面2線を有する高架駅[2]。地上5階建ての駅ビル「Reita(リータ)」の3階部分にホームがある[2]

震災で倒壊した当駅の再建にあたっては、バリアフリーに考慮した工夫を随所に取り入れた[2]改札口とホームが同一フロアにあり、スロープで連絡しているのもその一つである。この点が評価され、第1回近畿の駅百選に選定されている。また、当駅は千里線北千里駅に次いで、日本で2番目に自動改札機が設置された[4]

震災以前は島式ホーム2面4線を有する形態の高架駅(実際に線路が引かれていたのは3線)だった。これは過去に宝塚方面への延伸計画が存在し急行列車の運転時に待避可能駅にするため。だが駅舎再建で頭端式に変わったことで延伸の可能性は事実上なくなり2005年に免許そのものが失効され計画は消滅している。

震災からおよそ2ヶ月後、現在地から南へ400メートル離れたところに地平に1面1線のホームを持つ仮駅が建設され[3]再建まで使用された[2]

再建後に阪急では初めて各ホームにLED方式の発車標が設置されている。文面は他の駅と同様だが現行仕様とは文字の書体は異なる。

のりば


伊丹駅
配線図
(凡例)

新伊丹駅

2 1


   

行先案内は以下のように明記されているが全列車が普通(各駅停車)の塚口行のため塚口以外の各駅へは最低でも一度は乗り換えが必要である。

号線 路線 行先
1・2 伊丹線 塚口大阪梅田神戸京都宝塚方面

通常は2号線が使用される。1号線から発車する列車は朝のラッシュ時と夕ラッシュ時から夜間にかけての一部のみで、その他の時間帯(主に午前中)は専ら車両の留置に使われる[注 3]

車両の入れ替えに関する運用については「(阪急伊丹線#運行形態・車両)」を参照。

利用状況

2021年の通年平均乗降人員17,396人である[6]

徒歩10分ほどの距離にある福知山線(JR宝塚線)伊丹駅と競合する関係にある。昭和期までは当駅の方が優位な状態が続いていたが、前述のようにJR伊丹駅の周辺が充実していくに連れて、利用者数は劣勢になっている[注 4]

ただし、駅前には震災後に拡張された市内最大のバスターミナルを擁しており、バスに乗り換えてさらに遠方に向かう利用客も少なくない[注 5]

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。

年次別利用状況
年次 特定日[7] 平日限定 通年平均
調査日 乗降人員 乗車人員 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
通年平均
乗降人員
通年平均
乗車人員
2005年(平成17年) 11月08日 23,773 11,772 - -
2006年(平成18年) 11月14日 23,326 11,612
2007年(平成19年) 11月13日 23,772 11,767 23,443 11,675
2008年(平成20年) 11月13日 23,828 11,846 23,951 11,942
2009年(平成21年) 11月10日 24,153 11,481 23,523 11,724
2010年(平成22年) 11月09日 23,090 11,496 23,504 11,723
2011年(平成23年) 11月08日 23,933 11,949 23,984 11,955
2012年(平成24年) 11月13日 24,257 12,062 24,275 12,109
2013年(平成25年) 11月13日 24,075 11,934 24,512 12,233
2014年(平成26年) 11月04日 24,066 11,960 24,635 12,314
2015年(平成27年) 11月10日 25,077 12,513 24,880 12,418
2016年(平成28年) 11月15日 24,601 12,224 - 22,593 11,289
2017年(平成29年) 11月7日 24,789 12,380 22,946 -
2018年(平成30年) 11月13日 25,245 12,640 -
2019年(令和元年) 11月12日 25,178 12,560 23,072
2020年(令和2年) 17,179
2021年(令和3年) 17,396

駅周辺

JR宝塚線伊丹駅は当駅から東に約750メートル。

阪急伊丹駅ビル『Reita(リータ)』

主要テナントは以下の通り。

他テナントは公式サイト「フロアガイド」を参照

伊丹ショッピングデパート

近隣に本社を構える関西スーパーマーケットが駅前に所有するショッピングセンターで、2008年7月にリニューアルオープン。主要テナントは以下の通り。

出店テナントの詳細については公式サイト「ショップガイド」も参照。

サンロード商店街

 
Viva伊丹商店街

駅から東に延びる県道189号線沿いと、南方へ分岐する歩道沿いのアーケード。愛称は『Viva伊丹商店街』。

前者には医院やパチンコ店等があり、後者には関西スーパー(中央店、本社と併設)、個人が営む食料品店・雑貨店がある。

毎年10月末と1月中旬の日曜日には、市立伊丹高等学校の生徒や関西学院大学の学生による商店街の活性化を目的としたイベントが行われている[9]。このイベントは一定の成果を上げているものの、商店の数の減少には歯止めがかからず、2000年代以降は閉鎖した商店の跡地にマンションが建つ例も多い。

その他にも、2009年12月にはアーケードの屋根の改修工事を実施したり、2010年3月には新たに建設されたマンションの前に広報用のテレビを2台設置したりする[注 7]などの取り組みも引き続き行われている。

その他の主要施設

なお、イオンモール伊丹(旧 ダイヤモンドシティ)は当駅の約1キロメートル東、イオンモール伊丹昆陽は当駅の約4キロメートル西にある。

バス路線

伊丹市営バス
  • 1番乗り場
    • 49系統:北野行(春日丘西・総監部前経由)
    • 50系統:三師団・交通局前行(北野・伊丹病院住友前経由)
    • 51系統:鶴田団地行(春日丘西・総監部前経由)
    • 52系統:JR中山寺行(春日丘西・総監部前・鶴田団地経由)
    • 53系統:荻野南行(伊丹坂・総監部前経由)
    • 54系統:三師団・交通局前行(荻野南・伊丹病院住友前経由)
  • 2番乗り場
    • 2系統:荒牧バラ公園行(大鹿口・スポーツセンター前経由)
    • 13系統:山田行(大鹿口・市役所前経由)
    • 14系統:昆陽里行(大鹿口・市役所前経由)
  • 3番乗り場
    • 1系統:荒牧バラ公園行(小井内・西野経由)
    • 4系統:JR中山寺行(小井内・西野経由)
    • 7系統:鴻池東行(小井内・西野経由)
  • 4番乗り場
    • 3系統:荒牧バラ公園行(伊丹病院住友前・サンシティ経由)
    • 5系統:JR中山寺行(裁判所前・伊丹病院住友前経由)
    • 17系統:西野武庫川センター前行(裁判所前・昆陽池公園前経由)
    • 18系統:西野武庫川センター前行(札場辻・伊丹病院住友前経由)
    • 20系統:松ヶ丘行き(裁判所前・伊丹病院住友前経由)
    • 24系統:サンシティ行(裁判所前・伊丹病院住友前経由)
  • 5番乗り場
    • 30系統:三師団・交通局前行(JR伊丹・総監部前経由)
    • 31系統:山本団地行(JR伊丹・総監部前経由)
    • 33・34系統:塚口行(近畿中央病院前経由)
    • 36系統:山田行(JR猪名寺・野間口経由)
    • 37系統:塚口行(堀池口・稲野経由)
  • 6番乗り場
    • 22系統:岩屋循環(JR伊丹・神津経由)
    • 23系統:岩屋(クリーンランド廻り)循環(JR伊丹・神津経由)
    • 24系統:東部循環(JR伊丹・森本・岩屋経由)
    • 25系統:大阪国際空港(伊丹空港)行(神津・宮川原橋経由)
    • 82系統:下河原行(天津・藤ノ木経由)
    • 84系統:下河原行(裁判所前・市役所前経由)
  • 9番乗り場
    • JR伊丹行
阪急バス
  • 7番乗り場
    • 60系統((桃源台線)):北村行(総監部前経由)
    • 62系統(桃源台線):阪急川西能勢口行(総監部前・南花屋敷経由)
    • 64系統(桃源台線):JR川西池田行(総監部前・南花屋敷・阪急川西能勢口経由)
    • 64系統(桃源台線):JR伊丹行
  • 8番乗り場
    • 82系統((岡町線)):伊丹営業所前行(平日のみ)
    • 82系統(岡町線):阪急豊中駅行(イオンモール伊丹(JR伊丹駅東口)・宮川原橋経由)
    • 84系統(岡町線):阪急豊中駅行(宮川原橋経由)(土日祝日のみ)

その他

  • 改札外コンコースには、様々なキャラクターのカプセルを販売するガチャガチャが多数設置されており、「ガチャガチャの駅」と称されている[10]

隣の駅

阪急電鉄
伊丹線
新伊丹駅 (HK-19) - 伊丹駅 (HK-20)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 2011年3月14日には、サティやジャスコの後継である「イオン伊丹昆陽ショッピングセンター」が開業し、再びイズミヤと競合することになった。
  2. ^ 開業から2007年9月21日までは「ダイヤモンドシティテラス」として営業。また、ジャスコは2011年3月1日に「イオン」に改称した。
  3. ^ 平日は朝のラッシュ後の9時前から13時過ぎまで、土曜日と休日は深夜からの夜間滞泊を経て13時過ぎまで。
  4. ^ 商業施設の充実の他に、JR伊丹駅から大阪方面へのアクセスの改善(JR東西線の開業や、大阪に直通する優等列車の停車による所要時間の短縮など)が挙げられる。
  5. ^ JR伊丹駅前にも各社局のバス停があるが、駅周辺の道路が狭いこともあり、当駅前ほどは充実していない。
  6. ^ マクドナルドはかつてペデストリアンデッキでつながっている駅前のビルにも出店していたこともあった。
  7. ^ 広報用の映像は、関西学院大学の有志で結成されたサークルが製作することになった([1][2])。

出典

  1. ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、72-73頁。ISBN (4-89485-051-6)。 
  2. ^ a b c d e f g h i 鉄道ジャーナル』第33巻第2号、鉄道ジャーナル社、1999年2月、97頁。 
  3. ^ a b c d 「阪神大震災から1年」『鉄道ジャーナル』第30巻第4号、鉄道ジャーナル社、1996年4月、86-88頁。 
  4. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、27-29頁。ISBN (978-4-02-340142-6)。 
  5. ^ 75年のあゆみ「記述編」 p96
  6. ^ Corporation, Hankyu. “駅別乗降人員|阪急電鉄”. 阪急電鉄 鉄道 駅ナカ 沿線おでかけ情報. 2021年10月18日閲覧。
  7. ^ “伊丹市統計書|伊丹市”. www.city.itami.lg.jp. 2021年10月18日閲覧。
  8. ^ マツヤデンキHP阪急伊丹店
  9. ^ 振る舞いぜんざい:伊丹市立伊丹高等学校の生徒さん(まちプラ特派員日記 2010年2月8日掲載、2011年3月24日閲覧)
  10. ^ PHP研究所(編)『阪急電鉄のひみつ』PHP研究所、2013年7月、35頁。ISBN (978-4-56-981285-4)。 

関連項目

外部リンク

  • 伊丹駅 - 阪急電鉄
  • 伊丹リータ - 阪急伊丹駅ビル
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