今治商店街(いまばりしょうてんがい)は、愛媛県今治市にある商店街である。今治市中心街のドンドビ交差点(川をさかのぼって押し寄せる海水を呑んだり吐いたりする樋門=呑吐樋に由来)から今治港にかけてアーケード街が伸びる。商店街はどんどび商店街、常盤町銀座商店街、川岸端商店街、米屋町商店街、新町商店街、本町商店街、港町商店街の7つの商店街で構成されている。
以前は周囲に今治大丸、今治髙島屋、ニチイ、今治ショッパーズプラザ(ダイエー)などが立地し、かなり活気があったが、しまなみ海道の開通による今治港への船便の減少や郊外型ショッピング施設の進出、市街地の大型店撤退による買い物客の流れの変化で、以前ほどの活気はなくなっている。そのため、空き店舗の貸し出しなどの取り組みが進められている。
歴史
- 1952年 - 「土曜夜市」が始まる。
- 1958年 - 今治センター(後の今治髙島屋)が開店。
- 1962年 - 大洋デパート(後の今治大丸)が開店。
- 1972年 - フジ今治店がオープン。今治ショッパーズプラザ(後のザ・ショッパーズ)がオープン。
- 1973年 - 大洋デパートが常盤町に移転。
- 1984年 - 今治高島屋が閉店。
- 1988年 - 「いまばり日曜朝市」が始まる。
- 1989年 - ヴィサージュ(大洋デパート跡)がオープン。
- 1993年 - フジ今治店が閉店。
- 1999年 - ニチイ今治店が閉店。
- 2000年 - 今治商店街おかみさん会が設立される。
- 2002年 - 今治コミュニティ放送が開局。
- 2003年 - マルナカ今治駅前店がオープン。
- 2008年 - 今治大丸が閉店。
- 2010年 - 「まちなか広場 ほんからどんどん」がオープン。
- 2011年 - ヴィサージュが閉店。
- 2016年 - 「今治市まちなか活性化サロン ぷらっと」が開設される[1]。
- 2021年5月25日 - 新型コロナウイルスの流行による売り上げの減少により「まちなか広場 ほんからどんどん」が閉店となる[2]。
主な店舗
どんどび商店街
- 鳥メロ今治駅前店
- メガネの田中チェーン今治店
常盤町銀座商店街
- (レリアン)今治店
川岸端商店街
米屋町商店街
新町商店街
本町商店街
- 母恵夢本舗本店
港町商店街
撤退したテナント
脚注
外部リンク
- 今治おかみさん会 がんばってますっ!