仏教における人間界
仏教における人間界とは、(迷界)・欲界・六道、また十界の中の1つの世界にして、地獄から数えて第5番目に位置する。また三善道[1]の1つ。過去世において、五戒(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)、また(中品)の十善の(善因)を修した者が生れる場所とされる。
ストーリーにおける人間界
小説・漫画・アニメ・映画などのストーリーにおいて、人間のいる世界(現世、この世)とは別の世界(異世界、パラレルワールド)を取り扱った作品の場合、その世界に対して人間のいる世界を「人間界」と表現することがある。
脚注
- ^ 三善趣とも言う。修羅道、人間道、天界道のことを指す。詳しくは、(六道一覧)を参照。