学校法人エイジェック学園(がっこうほうじん エイジェックがくえん)は、専門学校を設置する学校法人。かつては学校法人了徳寺学園(りょうとくじがくえん)といい、学校法人了徳寺大学や医療法人社団了徳寺会と同一グループであった。
概要
東京都両国に了徳寺学園医療専門学校(現 スポーツ健康医療専門学校)を設置。
かつての姉妹校として千葉県浦安に、学校法人了徳寺大学があり理学療法士・柔道整復師・看護師を養成している。医療法人社団了徳寺会もあり、整形外科・リハビリテーション科・内科・皮膚科などを診療している。
2018年、同年をもって閉校した専修学校文化学院の設置者学校法人文化学院を当法人に統合した。
2021年8月30日付けでエイジェックグループ入り[1]。2022年4月1日付で、学校法人エイジェック学園ならびにスポーツ健康医療専門学校に名称変更した[2]。
設置学校
- スポーツ健康医療専門学校
- 柔整科(柔道整復師)
- 鍼灸科(はり師・きゅう師)
- スポーツトレーナー・はり・きゅう、柔道整復、美容、トレーナー養成している。昼間部と夜間部があり社会人学生の受け入れも行っている。
柔道部
学校法人了徳寺学園時代は、柔道部を有しており、多くの柔道選手が職員として所属していた。2009年世界柔道選手権大会では女子48kg級の福見友子が金メダル、男子60kg級の平岡拓晃が銀メダル、2010年世界柔道選手権大会では男子73kg級の秋本啓之[3]、女子52kg級の西田優香が金メダル、女子48kg級の福見が銀メダル、男子60kg級の平岡が銅メダルを獲得した[4]。 2011年世界柔道選手権大会では佐藤愛子が優勝を果たした[5]。2012年のロンドンオリンピックでは、60kg級で平岡が了徳寺学園所属の選手としてオリンピックで初めてのメダルとなる銀メダルを獲得した[6]。2019年5月より柔道部が系列の了徳寺大学へ移管された。今後部員は了徳寺大学職員の肩書となる[7]。その後に了徳寺大学が湘南美容クリニックなどを展開するSBCメディカルグループの傘下となったため、2023年4月から柔道部の名称がSBC湘南美容クリニックに変更されることになった[8]。
脚注
- ^ “学校法人了德寺学園をエイジェックグループに迎えました。”. エイジェック (2021年8月30日). 2022年11月22日閲覧。
- ^ “法人名・学校名変更のお知らせ”. スポーツ健康医療専門学校 (2021年4月1日). 2022年11月22日閲覧。
- ^ “秋本「金」摂食障害克服し親子でメダル!…世界柔道”. スポーツ報知 (2010年9月12日). 2010年9月12日閲覧。
- ^ “浅見、西田、森下が初優勝 女子は史上最多の金5個”. 産経ニュース (2010年9月12日). 2010年9月12日閲覧。
- ^ 佐藤愛 完全復活の金「気持ちも強くなった」 スポーツニッポン 2011年8月25日
- ^ 五輪=柔道の平岡が銀メダル、福見は3位決定戦で敗れる ロイター通信 2012年7月28日
- ^ 了徳寺大に所属名変更 1日付で柔道部を移管 サンケイスポーツ 2019年5月3日
- ^ ウルフ・アロンら所属の了徳寺大柔道部が名称変更 「SBC湘南美容クリニック」に サンケイスポーツ 2023年3月8日
外部リンク
- 学校法人 了徳寺学園
- 学校法人了徳寺学園 柔道部
- 学校法人 了徳寺大学
- 医療法人社団 了徳寺会
- ストレスフリー療法研究会