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中洲川端駅(なかすかわばたえき)は、福岡県福岡市博多区上川端町にある福岡市地下鉄空港線・箱崎線の駅であり、また、箱崎線のターミナル駅でもある。空港線の駅番号はK09、箱崎線の駅番号はH01。
中洲川端駅 | |
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1番出入口(2008年7月) | |
なかすかわばた Nakasukawabata | |
所在地 | 福岡市博多区上川端町3 |
所属事業者 | 福岡市交通局(福岡市地下鉄) |
駅構造 | 地下駅 |
(ホーム) | 2面4線(重層式) |
乗車人員 -統計年度- | (空港線)8,684人/日(降車客含まず) (箱崎線)1,583人/日(降車客含まず) (合計)10,267人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1982年(昭和57年)4月20日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 空港線 |
駅番号 | ○K09 |
キロ程 | 8.1 km(姪浜起点) |
◄K08 天神 (0.8 km) (1.0 km) 祇園 K10► | |
所属路線 | 箱崎線 |
駅番号 | ○H01 |
キロ程 | 0.0km(中洲川端起点) 姪浜から8.1 km |
◄(K08 天神) (0.8 km) (0.5 km) 呉服町 H02► | |
備考 | (業務委託駅) |
駅のシンボルマークは福岡市出身のグラフィックデザイナー、西島伊三雄がデザインしたもので「中」(洲)「川」(端)の2文字を法被模様にデザインしたものである。
貝塚駅が管理し、JR西日本中国メンテック福岡支店(旧 JR西日本福岡メンテック)が駅業務を受託する(業務委託駅)である[1]。
歴史
駅構造
明治通り直下に位置し、地下1階がコンコース、地下2階が箱崎線のホーム、地下3階が空港線のホームとなっている。空港線姪浜方面 - 箱崎線方面が先に開通したため、こちらのホームから番号が振られ本来の本線にあたる空港線姪浜方面 - 福岡空港方面のホームより浅い位置にある。
ホーム中央の2箇所に乗り換え用の階段が設置してあり、地下2階では3号車と5号車に、地下3階では2号車と4号車に接続している。
地下2階・3階共に天神方に引き上げ線があり、箱崎線内折り返し列車についてはこれを使って折り返すことが多い(一部は中洲川端止まりの列車が呉服町方の渡り線を利用して1番のりばに到着しそのまま折り返し貝塚行きになる列車もある)。なお空港線側の方は天神駅以西で運転見合わせが発生した際に使用することがある[5]。
中州改札口(2022年12月)
川端改札口(2022年12月)
切符売り場(2022年12月)
のりば
階層 | のりば | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
地下2階 | 1 | 箱崎線 | 馬出九大病院前・箱崎宮前・貝塚方面 | |
2 | (箱崎線降車用ホーム) | 箱崎線呉服町方面からの電車 | ||
空港線 | 天神・西新・姪浜方面 | |||
地下3階 | 3 | 博多・福岡空港方面 | ||
4 | 天神・西新・姪浜・唐津方面 | 空港線祇園方面からの電車 |
1・2番線ホーム(2023年1月)
3・4番線ホーム(2023年1月)
駅名標(2018年5月)
利用状況
2020年(令和2年)度の1日平均(乗車人員)は10,267人である。このうち、空港線の1日平均乗車人員は8,684人、箱崎線の1日平均乗車人員は1,583人であり、箱崎線のみの乗車人員は同線内で最も少ない[6]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 空港線 | 箱崎線 | 合計 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 9,720 | 1,254 | 10,974 |
2002年(平成14年) | 9,388 | 1,232 | 10,620 |
2003年(平成15年) | 9,428 | 1,231 | 10,659 |
2004年(平成16年) | 9,061 | 1,219 | 10,280 |
2005年(平成17年) | 8,884 | 1,160 | 10,044 |
2006年(平成18年) | 9,626 | 1,211 | 10,837 |
2007年(平成19年) | 9,810 | 1,230 | 11,040 |
2008年(平成20年) | 10,381 | 1,368 | 11,749 |
2009年(平成21年) | 10,272 | 1,404 | 11,676 |
2010年(平成22年) | 10,442 | 1,443 | 11,885 |
2011年(平成23年) | 10,934 | 1,485 | 12,419 |
2012年(平成24年) | 11,470 | 1,569 | 13,039 |
2013年(平成25年) | 12,677 | 1,699 | 14,376 |
2014年(平成26年) | 13,652 | 1,797 | 15,449 |
2015年(平成27年) | 14,168 | 1,908 | 16,076 |
2016年(平成28年) | 14,331 | 2,050 | 16,381 |
2017年(平成29年) | 14,848 | 2,164 | 17,012 |
2018年(平成30年) | 15,390 | 2,289 | 17,679 |
2019年(令和元年) | 15,586 | 2,429 | 18,015 |
2020年(令和 | 2年)8,684 | 1,583 | 10,267 |
駅周辺
繁華街・歓楽街を形成している。
隣の駅
脚注
- ^ その他事業 福岡地下鉄駅業務, JR西日本中国メンテック(福岡支店)
- ^ a b c 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.175
- ^ 延伸当初の博多駅は仮駅。本駅は1985年(昭和60年)3月3日に完成し、同日をもって仮駅は廃止となった。
- ^ “”. 福岡市交通局. p. 62. 2021年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
- ^ その一例として、2020年9月23日に赤坂駅で空港線に乗り入れるJR九州303系のパンタグラフから出火し、当駅から姪浜駅の間で一時運転見合わせになった際に、福岡空港駅発の電車が引き上げ線を使用して折り返していた。
- ^ 令和3年度 地下鉄概要パンフレット (PDF) - 福岡市交通局
関連項目
外部リンク
- 中洲川端駅 - 福岡市交通局