中山 三吉(なかやま さんきち、1938年5月14日[1] - 1984年6月3日)は、元吉本新喜劇の座員、元漫才師、コメディアンである。本名:山本恵男。大阪市出身。
山田三吉と名乗っていた時期もあった。
来歴・人物
松竹家庭劇に入団し、曾我廼家十吾に師事。退団後、千土地興行(のちの日本ドリーム観光)所属で東清二[2]と漫才コンビを組み千日劇場に上がる。解消後もルーキー新一劇団、再び千日劇場でコメディーの(センニチ・コメディ)、大宝芸能(のちの大宝企画)のトップホットシアターの(コマ新喜劇)などを転々、1971年6月から吉本新喜劇に入団した。
独特のおうとつのあるサル顔を弄られ人気を得、またやくざ役も得意とした中堅として活躍したが、1984年に首を吊って自殺した。46歳没。
その後、サルキャラは間寛平が受け継いだ。
脚注
関連項目
参考文献
- 「現代上方演芸人名鑑」(少年社、1980年)