地理 不動滝は、高森町の町名の由来となった(本高森山)(標高1,889メートル)を水源とする干水ノ沢(ひすいのさわ)にかかる[1]。高さ50メートル、幅10メートルで、その規模は伊那谷随一である[1]。滝の上は千畳敷と呼ばれる花崗岩の岩床であり、そこから豊富な量の水が流れ落ちる[1]。その水は間もなく本沢と合流し、大島川として流下、天竜川へ注いでいる[1]。
伝承 - 滝名の由来[1]
- 不動滝には不動明王がまつられており、それが滝名の由来となっている。不動滝の下流にある瑠璃寺を1112年(天永3年)に創建した比叡山竹林院の観誉僧都(かんよそうづ)が、滝を見て感動を覚えたので、滝に不動明王をまつったという。
- 雨乞い伝説[1]
- 不動滝には雨乞いの青獅子の伝説が伝わる。要約して以下に示す。
- むかし、瑠璃寺を訪ねて京都からやってきた仏師が、住職からの依頼を受け、獅子舞の獅子を制作し始めた。不動滝で滝行をしつつ、ついに完成した獅子であったが、納得のいく出来映えではなかったため、滝壺に放り込んでしまった。すると真っ青になった獅子が水の中から姿を現し、辺りは猛烈な雷雨となった。
アクセス脚注 [脚注の使い方]
- ^ a b c d e f g h i j 『信州の滝紀行 名瀑100選』124ページ。
- ^ 座標は「ジオロケーター 日本語版」にて「高森町 不動滝」をキーワードに検索して得た(2014年3月6日閲覧)。
- ^ 『信州の滝紀行 名瀑100選』139ページ。
- ^ a b c 「さわやか信州旅.net 不動滝」より(2014年3月6日閲覧)。
参考文献関連項目
ウィキメディア・コモンズには、不動滝 (高森町)に関連するカテゴリがあります。
外部リンク - 高森町の観光情報
- 長野県公式観光ウェブサイト さわやか信州旅.net 不動滝
- 長野県南部の観光ガイド 南信州ナビ 南信州の滝特集「滝浴み」不動滝(長野県高森町)
- 信濃奇勝録 巻之四 大嶋山滝 - 『信濃奇勝録』では「大嶋山滝」として紹介されている(挿絵あり)
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