下北丘陵(しもきたきゅうりょう[1])は、青森県の下北半島東部にある[2]、南北に狭長な丘陵。野辺地町付近から北向きに直接的に突出している。丘陵南部の標高は500mほどで起伏があるが、北部は標高100mほどと、かなりの差がある[3]。丘陵での分水界はやや東寄りである。主に、中新世から鮮新世にかけての堆積岩や火山岩(猿ヶ森層・砂子又層)などで構成される地質となっている[3]。この丘陵には、いくつかの活断層が分布していることも特徴の1つである。なお、尻屋崎は下北丘陵の終端部に当たる。
脚注
- ^ “下北丘陵の自然”. 青森県立郷土館. 2020年12月5日閲覧。
- ^ “地方振興:下北地域 - 国土交通省”. www.mlit.go.jp. 2020年12月5日閲覧。
- ^ a b “下北半島東部,下北丘陵周辺の活断層とそのテクトニックな意義”. 田力 正好、中田 高、堤 浩之、後藤 秀昭. 2020年12月5日閲覧。