上狛駅(かみこまえき)は、京都府木津川市山城町上狛北野田芝にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅である。駅番号はJR-D18。
歴史
- 1902年(明治35年)5月3日:奈良鉄道の棚倉駅 - 木津駅間に新設開業[1]。
- 1905年(明治38年)2月7日:合併により関西鉄道の駅となる[3]。
- 1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が国有化[1]。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。奈良線の所属となる[3]。
- 1972年(昭和47年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2023年(令和5年)4月1日:木津川市による乗車券委託販売((簡易委託))の受託を解除し、終日無人化[2]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ行違い可能な地上駅で、駅本屋側ホームが1番のりば、跨線橋を渡って反対側のホームが、2番のりばである。1番のりばを上下本線とした一線スルーとなっているため、行違いを行わない場合は奈良方面行きの列車も1番のりばに停車する。互いのホームは跨線橋で連絡している。日中は当駅で普通列車同士が交換する(2020年〔令和2年〕4月現在)。
無人駅[2]である(宇治駅管理)。奈良線が電化された時に無人駅となったが、2017年(平成29年)4月1日 - 2023年(令和5年)3月31日は窓口の営業が行われる時間帯があり、定期券・回数券のみ発券が行われていた。
ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、SMART ICOCAクイックチャージが可能な自動券売機が設置されている。
のりば
利用状況
奈良線内では最も利用客が少ない駅である。京都府統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 597 |
2000年 | 562 |
2001年 | 515 |
2002年 | 471 |
2003年 | 463 |
2004年 | 463 |
2005年 | 460 |
2006年 | 460 |
2007年 | 468 |
2008年 | 468 |
2009年 | 452 |
2010年 | 433 |
2011年 | 448 |
2012年 | 427 |
2013年 | 430 |
2014年 | 416 |
2015年 | 410 |
2016年 | 397 |
2017年 | 397 |
2018年 | 392 |
2019年 | 383 |
駅周辺
- 木津川市役所山城支所(旧・山城町役場)
- 木津川市立上狛小学校
- 山城町郵便局
- 善正寺(真言宗・御室派)
- (泉橋寺)
- 京都府立山城郷土資料館
- 福寿園 本社・山城工場・山城東工場
- 山城地域コミュニティバス「上狛駅口」停留所 - 当駅から約300メートル
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、349頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ a b c “” (PDF). p. 23 (2023年4月). 2023年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月31日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修)「関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第8号、朝日新聞出版、2009年8月30日、24頁。
- ^ “「通報」●奈良線上狛駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年10月19日)
- ^ (インターネットアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ a b “上狛駅|時刻表:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2022年9月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 上狛駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道