上尊鉱業豊州炭鉱（ほうしゅうたんこう）は、かつて福岡県田川郡川崎町にあった炭鉱である[1]。1890年頃に「池尻炭鉱」として始まり、その後数回にわたって改名が行われたが、最終的には上田尊之助の経営となった[1]。従業員の数は800名以上で、月産約1万2,000トンに達したといわれる[1]。
炭鉱水没事故 1960年9月20日午前1時頃、中元寺川の増水によって作業中の鉱員220名のうち67名が生き埋め（犠牲）となる事故が発生した[2][3]。この事故は、 当時戦後最大の炭鉱事故であった[3]。この事故の影響で、炭鉱は間もなく閉山するに至った[3]。
脚注 - ^ a b c 廃墟検索地図. “上尊鉱業豊州炭鉱”. 2022年10月27日閲覧。
- ^ “豊洲炭鉱災害事故に関する質問主意書” (日本語). www.shugiin.go.jp. 衆議院. 2022年10月27日閲覧。
- ^ a b c “上尊炭鉱株式会社豊州炭鉱” (日本語). hasiru.net. 2022年10月27日閲覧。
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