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歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有していた地上駅。ホームは構内の東にあり、ホームに接して古くからの駅舎があった。駅舎南側には1面1線の貨物ホームがあり、その他車両留置用の側線数本があった。
駅の西側に向けて、日本軽金属清水工場や(三井・デュポンフロロケミカル)清水工場へ続く専用線が分岐していた。前者からは電解工場がある蒲原駅や新潟駅などへ酸化アルミニウム(アルミナ)が発送され、後者は主に塩酸の発送に使用されていた。
現在の駅周辺
駅跡地は、「三保ふれあい広場」という名前の公園となっている。構内の跡は整備され、一部プラットホームが残された上で芝生が張られ、沿線の引込み線で使用されていた小型ディーゼル機関車と、日本軽金属のアルミナ輸送に使用されていた私有タンク車(タキ8450形タキ8453)が静態保存されている。旧駅前にあるしずてつジャストラインのバス停は、廃止後も長らく「三保駅前」の名前を残していたが、公園整備の完了と前後するように「三保ふれあい広場」と改称されて現在に至っている。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 清水港線
- 折戸駅 - 三保駅