三上 賀代(みかみ かよ、1953年 - )は日本の舞踏家、研究家、作家。配偶者は同じく舞踏家で元天井桟敷の(三上宥起夫)。[1]
略歴
お茶の水女子大学国文科を1976年に卒業してから、1978年から約3年、土方巽に師事し、のちに彼の暗黒舞踏の研究基礎を築き、お茶の水女子大学院博士課程「舞踊教育学」で1997年に新たな学位を取得する。舞踏技法の試論について本も出版する。
1983年~1998年、野口体操の創始者野口三千三にも師事し、その間1992年に(とりふね舞踏舎)を設立し、現在まで各国で多くの公演を実施する。
2001年、舞踏家としての活動に加わえ、京都精華大学で講師を務める。2022年3月、京都精華大学名誉教授となる
著書
- 『器としての身體―土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ』(ANZ堂出版)、1993年。 (ISBN 978-4-8164122-7-1)
- 『増補改訂 器としての身體―土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ』春風社、2015年。 (ISBN 978-4-8611046-5-7)
- The Body as a Vessel. (大猿ブックス). (2016年) (ISBN 978-0-9931587-4-2)
脚注
- ^ “海外でも活躍 美しい舞踏を魅せる注目カンパニー・とりふね舞踏舎へインタビュー”. エンタメ特化型情報メディアスパイス. 2019年5月11日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 京都精華大学における教員紹介
- とりふね舞踏舎のホームページ
- 大猿ブックスのホームページ(英訳本の案内)