歴史
- 1891年(明治24年)
- 1907年(明治30年)10月1日:国有化[1][2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。参宮線の所属となる[1]。
- 1923年(大正12年)12月:駅舎改築。
- 1959年(昭和34年)7月15日:線路名称改定。当駅を含む参宮線亀山 - 多気間が紀勢本線に編入される[1]。
- 1962年(昭和37年)2月1日:貨物の取扱いを廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:荷物の取扱いを廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海の駅となる[1][2]。
- 2011年(平成23年)10月1日:簡易委託終了により、無人駅化。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ交換可能な地上駅。2つのホームは地下通路で結ばれている。かつて(中線)があったため、ホーム間はやや離れている。ホームのかさ上げがされており、駅舎の床より高くなっている[1]。1923年12月に竣功した木造瓦葺の駅舎[1]が、構内の東側(1番線)に隣接して置かれている。
津駅管理の(無人駅)。2011年9月30日までは(簡易委託駅)で、出札窓口にマルス端末が設置されていた。
のりば
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 1,198 |
1999年 | 1,181 |
2000年 | 1,141 |
2001年 | 1,071 |
2002年 | 1,071 |
2003年 | 1,076 |
2004年 | 1,062 |
2005年 | 1,063 |
2006年 | 1,047 |
2007年 | 1,073 |
2008年 | 1,041 |
2009年 | 1,002 |
2010年 | 1,004 |
2011年 | 938 |
2012年 | 983 |
2013年 | 996 |
2014年 | 1,000 |
2015年 | 997 |
2016年 | 1,044 |
2017年 | 1,079 |
2018年 | 1,173 |
2019年 | 1,272 |
JR東海管内の紀勢本線では、津駅、亀山駅、松阪駅に次いで多い。近くに高田中学校・高等学校や高田短期大学があり、通学利用が顕著である。一身田地区では需要の受け皿を近鉄の高田本山駅と分け合っている。伊勢鉄道の東一身田駅は利用が少ない。
駅周辺
東側に真宗高田派総本山専修寺の所在する門前町・
- 専修寺(高田本山) - 駅舎正面に掲げられている駅名標には同寺の朱印が押印されている[1]。
- 高田会館
- 玉保院
- 厚源寺
- まちかど資料館ギャラリー喜さき庵 - 武野薬局に併設された、小さな博物館[5]。
- 高田短期大学
- 高田中学校・高等学校
- 津市立一身田中学校
- (津市立一身田小学校)
- 高田幼稚園
- 高田保育園
- 津警察署一身田交番
- 一身田郵便局
バス路線
駅前の狭隘道路上に「
- 備考
- 三重病院行き乗り場には(停留所の)ポールが設けられていない。
その他
- 地元では土地の名前として“いっしんでん”と発音する。鉄道唱歌第五集「関西・参宮・南海編」においてもそのようにルビがふられている。
- 2009年の鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷのポスターに採用された。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、15,18-21頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、370頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
- ^ 三重県統計書 - 三重県
- ^ “武野薬局 - みえけんなび”. みえけんなび. 2022年9月11日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 動画で見るニッポンみちしる 一身田駅 - NHKアーカイブス