『一本の樹が遺したもの』(The Legacy of Luna)は、2000年に出版された(ジュリア・バタフライ・ヒル)(en:Julia Butterfly Hill)の著作。材木会社の私有地にあるアメリカ杉の伐採を阻止しようとする女性の実話。樹上生活の2年間が、本人により書かれている。原書名の「Luna (ルナ)」とは、著者が暮らしたアメリカ杉に付けられた名前。
奥付
原著
著者
著者の(ジュリア・バタフライ・ヒル)は、作家、詩人、活動家。(サークルオブライフ財団)の創始者。他の著作に「One Makes The Difference」がある。ミドルネームの「バタフライ」は森林名、活動名などといい、本人の考えたもの。
目次
- プロローグ スタッフォード物語
- 第一章 フォーク一本で恐怖と戦う
- 第二章 はじまり
- 第三章 ルナを知る
- 第四章 行動せよという天の声
- 第五章 愛を体現する
- 第六章 包囲される
- 第七章 嵐
- 第八章 再生
- 第九章 交戦
- 第十章 生と死
- 第十一章 一年がたって
- 第十二章 予感
- 第十三章 取引……たぶん
- エピローグ
- あとがき
- 謝辞
- 訳者あとがき