ヴルカノドン(Vulcanodon)は、現在知られている最古の竜脚類のひとつ。ウルカノドンとも。中生代ジュラ紀前期に現在のアフリカ大陸に生息していた。属名は火山岩の中で発見されたことに由来する[1]。
体長約6.5メートル。胴体は太くずんぐりとしていた。前肢は比較的長い。各肢端には鋭くはないが鉤爪があったが、前後とも第一趾のみ爪が大型化していた[1]。
骨格とともに7本の歯が発見されているが、これは捕食者のものであると推定されている[1]。
脚注
- ^ a b c リチャードソン 2005, p. 72.
参考文献
- ヘーゼル・リチャードソン、ディビッド・ノーマン(監修)『恐竜博物図鑑』出田興生(訳)、(新樹社)〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年。ISBN (4-7875-8534-7)。