ヴォルフガング・シュッセル(Wolfgang Schüssel、1945年6月7日 - )は、オーストリアの政治家。オーストリア国民党党首(1995年 - 2007年)、並びに同国の連邦首相(2000年 - 2007年)。
人物
ウィーン大学で法学を学ぶ。
1999年の国民議会選挙後、第2党に躍進した自由党と連立を組んで、それまで長く続いてきた社会民主党・国民党の大連立政権を解消、右派政権を誕生させた。極右とみられていた自由党を政権参加させたことから、社会民主主義政党の政権が多かった他の欧州各国の猛反発を受け、制裁を科された。しかしそれらの反発をしのぎ、政権を維持した。2006年の連邦議会選挙で社民党に第一党の座を奪還され、責任を取る形で首相・国民党党首を辞任。社民党・国民党という左右の大連立政権に戻った。
先代 (ヴィクトル・クリーマ) | オーストリア共和国連邦首相 2000年 - 2007年 | 次代 アルフレート・グーゼンバウアー |
先代 (エアハルト・ブゼック) | オーストリア国民党党首 1995年 - 2007年 | 次代 (ヴィルヘルム・モルテラー) |