ワイルド・チェリー(Wild Cherry)とは、アメリカ合衆国の白人ブルー・アイド・ソウル/ディスコ・バンド。1970年代に活動し、「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」の大ヒットで有名。
来歴
中心人物のロブ・パリッシは、1960年代からプロのミュージシャンとして活動し、1970年頃に故郷オハイオ州でワイルド・チェリーを結成。1972年デビューしたが、全くの不発に終わった。
1976年、Sweet Cityというレーベルと契約。同社はエピック・レコード[1]が配給を担当しており、実質的にはメジャー・デビューであった。そして、再デビュー曲「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」が全米1位・全英7位のヒット[2]。この曲は後にハードロックのサンダーがカバーしている。日本ではDANCE☆MANによって、”よくある名字「斉藤」”としてカバーされている。バンドは、フォガット、モリー・ハチェットらと共演している。
3作目『アイ・ラヴ・マイ・ミュージック』発表後、大幅なメンバー・チェンジが起こり、バンドは失速。また、Sweet Cityが倒産したこともあって、バンドは1980年に解散した。
メンバー
- 第一期 - ロブ・パリッシ(ボーカル、ギター)、ブライアン・バセット(ギター)、アレン・ウェンツ(ベース、キーボード)、ロン・ベイトル(ドラム)
- 第二期 - ロブ・パリッシ(ボーカル、ギター)、ブライアン・バセット(ギター)、アレン・ウェンツ(ベース、キーボード)、ロン・ベイトル(ドラム)、マーク・アヴゼク(キーボード)
- 第三期 - ロブ・パリッシ(ボーカル、ギター)、ブライアン・バセット(ギター)、アレン・ウェンツ(ベース、キーボード)、ロン・ベイトル(ドラム)、マーク・アヴゼク(キーボード)、ウィリアム・クーギー・ストダート(ギター、パーカッション)
- 第四期 - ロブ・パリッシ(ボーカル、ギター)、ドン・イーレイス(ギター)、クック・ミハルシック(ベース)、ロン・ベイトル(ドラム)、マーク・アヴゼク(キーボード)
ディスコグラフィ
- Wild Cherry(1976年)
- Electrified Funk(1977年)
- I Love My Music(1978年)
- Only The Wild Survive(1979年)