ロス・カボスは、メキシコの基礎自治体である。人口は約35万人（2020年）。カリフォルニア半島の南端に位置する観光地。
ロス・カボス | |
|---|---|
| 基礎自治体 | |
| 北緯23度15分 西経109度45分 / 北緯23.250度 西経109.750度座標: 北緯23度15分 西経109度45分 / 北緯23.250度 西経109.750度 | |
| 国 | メキシコ |
| 州 | バハ・カリフォルニア・スル州 |
| 政庁所在地 | (サンホセ・デル・カボ) |
| 最大都市 | カボ・サンルーカス |
| 面積 | |
| • 合計 | 3,750.93 km2 |
| 人口 （2020） | |
| • 合計 | 351,111人 |
| • 密度 | 94人/km2 |
| 等時帯 | UTC-7 (山岳部標準時) |
| • 夏時間 | UTC-6 (山岳部夏時間) |
概要
この自治体は半島南端のカボ・サンルーカスと東側のサンホセ・デル・カボの二つの主要都市のほか、いくつかの村を含む。かつては漁港であったが、現在はメキシコ有数の観光地である。特に上記の2都市の間はコリドール（回廊）地区と呼ばれ、一大リゾートエリアとなっている。ハイシーズンは冬で、北のアメリカやカナダから多くの避寒客が訪れる。マリンスポーツのほか、スポーツフィッシングやゴルフ、冬に回遊してくるクジラを見るホエールウォッチングを楽しむ多くの観光客でにぎわう。主要空港はロス・カボス国際空港。2012年6月、G20の首脳会議が開催された。
メキシコ国内は、麻薬戦争と呼ばれるほどシナロア・カルテルなどの非合法組織の活動が活発であり、ロス・カボスにおいても例外ではない。2017年12月20日には、橋から吊るされた4人の遺体が発見されるなど治安の回復には至っていない[1]。
気候
年間平均気温は26℃である。10月から4月の冬季は、日中の気温は26℃から28℃、夜の気温は14℃から17 ℃となる。夏季には日中の最高気温は38 ℃まで上がり、夜間は21℃から29℃程度となる。ロスカボスは降雨が非常に少なく、主に8月から10月までのハリケーンシーズン中に来る25cm程度の降水が主で、年間300日から350日以上が晴れとなっている。
人口
| 地区 | 2020年国勢調査 |
|---|---|
| サンホセ・デル・カボ | 136,285 |
| カボ・サンルーカス | 202,694 |
| その他 | 12,132 |
| 自治体総計 | 351,111 |
脚注
- ^ 橋から宙づりの遺体６体発見 メキシコ・リゾート地付近 CNN（2017年12月23日）2017年12月24日閲覧
関連項目
外部リンク
- Parque Nacional Cabo Pulmo | Ramsar