ロサ・キネンシス(Rosa chinensis,中: 月季)は、貴州省、湖北省、四川省の中華人民共和国中部を原産地とするバラ科・バラ属の種(しゅ)。
概要
高さ1-2mに成長する四季咲きの常緑低木。葉は羽状に3-5枚、各々長さ2.5-6cm・幅1-3cmの(小葉)が開く。実は赤く、直径1-2cmである。
用途
園芸植物として中国で広く栽培されている。花弁の色や数(1.5倍から2倍に)に多くの品種改良が加えられた(野生種は一重咲きである)。ハイブリッド・ティーローズを含む多くの園芸用(モダンローズ)の品種改良にも重要な品種である。
参考文献
- Flora of China: Rosa chinensis
- Plants for a Future: Rosa chinensis
外部リンク
- コウシンバラが描かれた浮世絵「東海道五十三図会 丸子」歌川広重、慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション