ロイス・オリバー・ルイス(Royce Oliver Lewis, 1999年6月5日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州アリソ・ビエホ出身のプロ野球選手(遊撃手)。右投右打。MLBのミネソタ・ツインズ所属。
経歴
2017年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でミネソタ・ツインズから指名され[1]プロ入り。なお、契約しない場合はカリフォルニア大学アーバイン校へ進学の予定であった[2]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプロデビューし、その後A級シーダーラピッズ・カーネルズに昇格した。この年は2チーム合計で54試合に出場して打率.279、4本塁打、27打点の成績を記録した。
2018年にMLB.comが発表した(プロスペクト)ランキングでは13位、ツインズの組織内では1位にランクインした[3][4]。この年はA級シーダーラピッズで開幕を迎え、A+級フォートマイヤーズ・ミラクルに昇格。2チーム合計で121試合に出場して打率.292、14本塁打、74打点の成績を記録した。
2019年はツインズのスプリングトレーニングに招待選手として参加した[5] 。A+級フォートマイヤーズで開幕を迎え、シーズン途中にAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズに昇格。2チーム合計で127試合に出場して打率.237、12本塁打、49打点の成績を記録した。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦への出場は無かった。
2021年のスプリングトレーニング中に右膝の前十字靭帯を断裂し、この年は全休した[6]。その後、オフに行われたアリゾナ・フォールリーグで実戦復帰した。また、11月19日には(40人枠)に登録された。
2022年はAAA級セントポール・セインツで開幕を迎え、5月6日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビューを果たした。しかし、同月29日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で守備の際に再び右膝の前十字靭帯を断裂し、シーズン中の復帰は絶望的となった[7]。
選手としての特徴
詳細情報
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回((2019年))
背番号
- 23(2022年 - )
脚注
- ^ Rhett Bollinger (2017年6月12日). “Twins pick 'elite athlete' Lewis No. 1 overall” (英語). MLB.com. 2018年6月25日閲覧。
- ^ Nathan Percy (2015年8月7日). “JSerra’s Royce Lewis commits to UC Irvine” (英語). Orange County Register. 2018年6月25日閲覧。
- ^ 2018 MLB Prospects Watch – 100 Prospects. MLB.com. Retrieved on June 25, 2018.
- ^ 2018 MLB Prospects Watch – Minnesota Twins Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on June 25, 2018.
- ^ MLB公式プロフィール参照。2022年5月21日閲覧。
- ^ “Twins' Royce Lewis Requires Surgery To Repair Torn ACL” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月27日閲覧。
- ^ “Twins No. 1 prospect Royce Lewis has torn ACL, out until next year” (英語). MLB.com. 2022年6月10日閲覧。
- ^ 「2018 プロスペクト・ランキングTOP101」『隔月刊スラッガー』2018年5月号 日本スポーツ企画出版社 46頁
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Royce Lewis stats MiLB.com (英語)
- Royce Lewis (@roycelewis) - Instagram