レオポルト・ウラッハ[1](Leopold Wlach, 1902年[2]2月17日 - 1956年5月7日)は、オーストリアのクラリネット奏者。
経歴
ウィーン生まれ。1917年からウィーン音楽院でフランツ・バルトロミーとヴィクトル・ポラチェク(ともにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者)に師事。1923年に優等で卒業。1928年からウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団管楽器アンサンブルの主宰を務め、1930年からは母校で教鞭もとった。ウィーンにて没。
ウィンナホルンの(ゴッドフリード・フォン・フライベルク)、フルートの(ハンス・レズニチェック)、オーボエのハンス・カメシュ、ファゴットの(カール・エールベルガー)らとともに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の最盛期を支えた。
弟子にはアルフレート・ボスコフスキーやアルフレート・プリンツなどがいる。