ルドヴィク・イルゲンス=イェンセン(Paul Ludvig Irgens-Jensen、1894年4月13日 - 1969年4月11日)は、ノルウェーの作曲家。
オスロ大学の文献学の学生だったが、(ニルス・ラーセン)にピアノを学ぶ。1920年より作曲を始めるようになり、その作品の急進的な性質は評価を得た。オラトリオ『帰郷』で国内コンクールの一等賞を獲得し、ノルウェーの記念碑的な作品とみなされた。また歌曲『祭壇』は最もよく知られた作品の1つである。第二次世界大戦中は愛国的な管弦楽や歌曲を作曲したが、ナチス・ドイツの検閲のため、匿名で地下出版した。作風は新古典主義音楽とみなされている。
作品
- パッサカリア(1927)
- 神と踊り子(1932)
- 宗教的牧歌
- 頌歌
- 交響ニ短調(1942)
- 日本の春(1957)
- Air(1959)