ルックアウト・マウンテン・インクライン鉄道（ルックアウトマウンテンインクラインてつどう、英: Lookout Mountain Incline Railway）は、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガの歴史的な(聖エルモ歴史地区)にある、(ルックアウト山)の側に沿って位置する、軌間1,435mm (4ft8.5in)[2]の斜面（インクライン）鉄道である。
ルックアウト・マウンテン・インクライン鉄道 | |
(ルックアウト山)の頂上から、 延長1.6km (1.0mi)の鉄道を見下ろす | |
| 所在地 | アメリカ合衆国 テネシー州チャタヌーガ Off U.S. 11 |
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| 座標 | 北緯35度0分28秒 西経85度20分8秒 / 北緯35.00778度 西経85.33556度座標: 北緯35度0分28秒 西経85度20分8秒 / 北緯35.00778度 西経85.33556度 |
| 建設 | 1895年11月16日 |
| 建築家 | (Josephus "Jo" Conn Guild, Sr.) |
| NRHP登録番号 | 73001774[1] |
| NRHP指定日 | 1973年4月26日 |
インクライン鉄道は、乗客を麓の聖エルモ駅から、市街およびテネシー川を見渡せるルックアウト山頂のポイント公園に輸送している。 当鉄道は、チャタヌーガの主な観光名所である、(ルビー滝)、洞窟城および(ロック・シティ)の3ヶ所への交通手段として使用されている[3]。
当鉄道は、延長約1.6km (1.0mi)であり（中間点にある短い複線部分（通過ループ）以外は単線であり、一度に2両の車両が運行可能）、72.7%の最大縦断勾配となっている。 当鉄道は、世界で最も急勾配な旅客鉄道の1つとして宣伝されている[4]。 1991年（平成3年）に(歴史的機械技術遺産)の地位を獲得している。
車両のためのケーブル・システムは、オーティス・エレベータ・カンパニーによって製造された。
歴史
インクライン鉄道は、1895年（明治28年）11月16日に開業しており、ルックアウト山に建設された2つのインクライン鉄道の2番目であった。最初のインクライン鉄道は、1886年（明治19年）から1898年（明治31年）まで運行されていたチャタヌーガ・アンド・ルックアウト・マウンテン鉄道であった。 当鉄道は、地域の公共運輸機関である、(チャタヌーガ地域地方運輸局)によって現在運行されている。
インクライン鉄道は、有名かつ最愛のチャタヌーガの歴史的な建築物である。当鉄道は、2011年（平成23年）2月にラリー・ザ・ケーブル・ガイの「(Only in America with Larry the Cable Guy)」で最も顕著にテレビに出ていることを含み、多数の地域および国の出版物にて描写されている[5]。
脚注
- ^ National Park Service (15 April 2008). "National Register Information System". National Register of Historic Places. National Park Service. 2020年10月12日閲覧。
- ^ Zeitschrift Blickpunkt Straßenbahn (Tram Focus Magazine) - Trams of the World 2013 (PDF)
- ^ Wohlfarth, J. (2007). See Rock City. Cinncinatti Magazine, Vol. 41(Issue 1), P39-40, 2p.,
- ^ http://www.ridetheincline.com/
- ^ Staff (2011年2月16日). “Incline Railway on the History Channel”. Chattanoogan.com. 2013年3月26日閲覧。
関連項目
- (ケーブルカー鉄道の一覧)
- オーティス・エレベーティング鉄道
外部リンク
- ルックアウト・マウンテン・インクライン鉄道の公式ウェブサイト